理学療法士によるリハビリテーション
2020年4月24日
南堀江では、理学療法士によるリハビリが行われています。
今回は、リハビリの一例をご紹介したいと思います。
写真に写っているご利用者様は、施設内での移動は、車椅子と歩行器を併用されています。
居室内は、歩行器または、手すりを持たれて伝い歩きされています。
今回のリハビリは、歩行が安定する為に、歩行時に動く可動域と、歩行に必要な筋力トレーニングが行われていました。
歩行に行くまでには、座位から立位がとれなければなりません。今回は、座位から立位の練習を行われている所を撮らせて頂きました。
座位から、立位に必要なことは…
①お辞儀をして、自分の重心を前にもっていくこと
②お辞儀の後に、太もも(大腿)とお尻(臀部)を持ち上げる筋力があること。
このとき、歩行器があることにより、歩行器に重心を持っていくことができ、立ちやすくなります。これは、トイレの手すりと同じ原理です。
今回、リハビリを見学して、率直に感じたことは、
「歩く」という動作は、一つ一つ分解すると、細かな動作の連なりなんだなと感じました。
利用者様、作業療法士さん、リハビリ中にお邪魔しました。
色々教えていただきありがとうございました。
PN:ケンシロウ
