☆お茶会☆
2020年5月21日
本日は狛江市等の介護付きホームの
入居相談業務を担当しています当社スタッフにより、
表千家のお点前によるお茶席をご用意いたしました。
本格的なお茶会にしたい…
そう思ったのは、コロナ禍でありイベント自粛をしていること、
また、ご入居者さまに茶道の心得のある方がたくさんいらっしゃり、
昔の良き時代を思い出していただきたいためでした。
約1か月ほどの準備の末に
担当スタッフにより「会記」が作成され
選んだ茶碗は松田箕山作の箕面焼、そして徳兵衛作の信楽焼のもの。
お点前をご入居者さまのもとにお運びするスタッフは着物もそろえ
近隣の方から季節のお花をお譲りいただきました。
赤い緋毛氈に野点傘、会場の準備も万端にご入居者さまをお迎えします。
遠い平安の時代から口にされたというお茶ですが、
厳粛なお作法もさることながらが
日本古来の伝統芸術を見ているようでした。
ご入居者さまはとてもゆったりとお茶を楽しまれ、
「おいしくいただきました」とのお言葉もたくさんいただきました。
御茶は京都の山政小山園さまの四方の薫、
唐銅の釜や花入れなどのお道具や掛け軸も興味深くご覧くださいました。
そしてなんといっても
私たちスタッフがサプライズでご用意させていただいていたのが
ご自身が陶芸教室で作られた「お手製の茶碗」。
ご自分で土をこねて作成された茶碗で楽しむお抹茶の味は
また格別であったのではないでしょうか。
私たちスタッフも通常業務とはまた違った
静かで凛とした雰囲気を味わせていただきました。
お菓子(上生菓子あやめ)をご用意してくださった狛江風月堂さま、
そして深大寺陶芸教室の先生に、心より感謝申し上げます。
