介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ仙川ホームだより

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ホームの日常

ホーム長の経歴書⑤

2021年8月1日

(当時の国立駅南口の様子)

2006年3月26日

 国立南口店に出勤しました。〈ヘルプ回り〉は10日で終了。Wエリアマネージャーに依頼されてわずか3日で・・・相変わらず人使いが粗い(汗)

 国立の店舗は一橋大学をはじめ近隣に学校が多く学生の街に立地しており、3月4月は地域柄、新歓飲み会が多いところなので、年間を通して最も売り上げを上げる月です。ただ、2005~2006年頃から、未成年飲酒の取り締まりが厳しくなった時期で、新歓飲み会も全員の身分証確認を徹底するようになっていたので、かつてほどの予約が入らないようになっていました。それでも、一番の繁忙期に店長が不在になってしまうような店舗の状態は早く安定させねばなりません。

 この店舗も阿佐ヶ谷南口店同様に比較的厨房の人員は安定していました。ベテランの女性リーダーおり、作業量の高い女性スタッフや現職調理人の男性アルバイトもおり、シフト上大きな不安はなかった。

 問題はホールでした。阿佐ヶ谷店の〔Ka〕みたいなリーダーとなるスタッフの不在だし、年間で最も売り上げの高い時期にしては、全体的に人員が不足。

 すでにW社を退社していた〔F〕さんや、自分が武蔵野や蒲田、新宿で共に働いたアルバイトのスタッフに個人的に声かけてヘルプに来てもらう。
人員が組めないときは単発の派遣スタッフを依頼。単発の派遣は毎度毎度イチから店舗ルールを教えなければなりません。その手間を省きたいので、単発の派遣で来た方の中で「仕事ができる」と感じた方には、帰り際にジュースのペットボトルのお土産を持たせ、「次の派遣依頼時にはウチに来てね」と仲よくなっておくなど・・・シフトの穴埋めには本当に苦労しました。

 また以前より通勤も長くなったことで、次の出勤時刻まであまり間がないことで店泊(※自宅に戻らずお店に寝泊まりすること)することも増え、疲労は重なりました。

 『介護』に移る自分がなぜ、こんな思いして店の営業を守らねばならないのだ、思う瞬間もありましたが、今の現状を乗り切って、一年後に『外食』に戻ろうという気持ちは強まっていきました。


(居酒屋店員の外までお見送り イメージ図)

 「井上店長は本当に外までお見送りするんですね」入社2ケ月ほどの〔F〕という女性アルバイトに言われました。

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★外までお見送り、とは
W社の接客ルールには「5つの約束」というサービスルールがありました。
・膝つき接客
・目を合わせて注文
・ひとこと添え⇒あらゆる場面でお客様に一言添える。
・お釣りの手渡し
・外までお見送り⇒会計が終わりお客様がお帰りになる時、扉の外まで出て、感謝の言葉を述べて見送る。
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 「本当に?って・・・ウチのルールだろう?」そう返した私にFさんは、

 「前の店長もそうだったし、ヘルプに来た他店の社員もそうでしたけど、外までお客様を見送ってるの見たことないですよ。入社して最初に見せられたトレーニングビデオとかにも(外までお見送りすることが)ありましたけど・・実際にやっている人見たことないねって、(同時期に入社した女性アルバイトの)Kさんと話していたんですよ~。」と言います。

 ショックだった・・・そして、ふつふつと怒りが湧いてきた・・・外までお見送りするサービスは創業者が大切にしてきたルールじゃないか!

 出店攻勢⇒店長の数が足らない⇒経験の浅い社員を店長に⇒しかし、その店長はついていけずに出社拒否⇒そして人員不足⇒会社が大切にしてきたルールは教えきれない⇒サービスレベルは下がる⇒それでも出店は続ける・・・店長は売り上げの確保や人件費のコントロールを問われ続け、心身共に疲労困憊し辞めていく・・・・負のループ

                         ・・・めちゃくちゃじゃないか・・・

 店舗のこんな現状に胸を痛める自分が『介護』へ、か・・・くそっ!

 1年間の出向が終わったら必ず外食に戻って、現状を変えていきたい、そう気持ちは強まっていきました。

・・・・つづく(次回、プレ『介護』編終了と『介護』編スタート

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