SOMPOケアラヴィーレ広島光が丘をご紹介します①
2020年8月12日
SOMPOケアラヴィーレ広島光の玄関横に、なにやらありますね。
さて問題です!と聞くまでもなく、バス停です(笑)。
なぜこんなところにバス停が…!!??とお思いでしょうね。
そして光が丘にはバスは走っておりません。
これは実は認知症ケアとしての取り組みとして設置されています。
ドイツのとあるホームで実際に効果のあった取り組みなんです。
家に帰りたい…と思われ帰り道を探されるご入居者様。
でも外に出られると危険があります。
無理に引き留めることはせず
「では、そこにバス停がありますよ。」とご案内をします。
それを聞き
「あ、バス停がある。という事はバスが来るからここで待っていると良いんだ。」
と安心してベンチに座られます。
ある程度時間が過ぎます…でもバスは来ません…。
そこでスタッフが声をかけます
「バスが遅れているようなので、建物に入ってお茶でも飲んで休みませんか?」と。
それを聞いたご入居者様は
「ああ、それならそうしようか…。」とホームに戻ってくださいます。
だましていると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは相手の思いを否定せず安心感を与え落ち着いていただくための方法の一つです。
それでは締めの川柳です。
「寄り添って 同じ目線で 見る努力」
実際にその方の立場や状況にならないと分からないことが多いですが、
分かろうとする努力は続けています。
それも大事なケアだと思います(^^)
それでは皆様、ごきげんよう～☆
