介護付きホーム（介護付有料老人ホーム）SOMPOケアラヴィーレ舟入ホームだより

ホームの日常

「老い」を考える。

2024年9月16日

今日は敬老の日。
「老い」というものについて、私の考えを今日は書いてみようと思います。

画像は先日実家に帰った帰り道のバスの中の写真。
私は50歳。両親が40手前の時に生まれたので、両親は90近く。
二人とも年齢なりに心身の変化が見えています。
帰ると「心配をかけてごめん、ごめん。」と何度も言います。
そして「歳を取った親がいると、気持ちが辛いだろう?」とも。
「老い」とは「負い」なのか???とそのような時考えるのです。
少なくとも両親は「負い」のように感じているようです。

自身の仕事上での経験なりに、歳を重ねることはどういう事かは少なくとも理解をしているつもりではあります。
そして「50を過ぎると急にむせやすくなる」とか「50過ぎると急に心身ともに疲れやすくなる」というのを聞いていたけど本当だなあと実感し、自分の体でも年齢なりに老いを感じ、どことなく不安になったり。
合わせて、両親が歳を重ねていく不安も感じ「ああ、あの時あのご家族様に、もっとしっかり寄り添えたのでは…。」とか「あの方はこんな気持ちだったのかもしれない。」とも思い気づきの遅い自分を恥じる事が増えてきました。
先輩スタッフの言っていたことは、こういうことだったのか、とかも。

と、ぐるぐるとあれこれ色々考える中、「老い」は「負い」ではないが私の結論です。
これまで自分が知らない道を歩んでいる人の後を「追い」かけているんだな、と。
先に行く人は「追い」かけられながら、あとに来る人に学びを与える。
後に「追い」かけていく人は、その姿に学び感謝をしていく。
そしていろいろな思いを一緒に背負い、同じ時を過ごすのだな、と。

そしてここまで書いて、今日私の胸に広がるのは感謝の気持ちです。
今「追い」かけている人にも、一緒に「追い」かけている人にも、あとを「追い」かけてくれている人にも。

今日はときたま発作的に起きる、ホームだより担当者が語るというホームだよりとなりました。
皆様、お付き合いいただきありがとうございます!!

ではでは締めの川柳です。
「ごめんより　ありがとうだと　教えられ」
「ごめん、ごめん」と言われるより「ありがとう」のほうが良いなあ、と最近より思うのでした。
いつもここを見てくださる皆様、ありがとうございます!!
あと敬「労」の日という事にして、一緒に頑張ってくれる仲間のみんなも、ありがとう～!!!!

それでは皆様、ごきげんよう～☆

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