介護の日
2021年11月11日
今回の画像は中野副長のケアコンダクター時代のものです。
今日は介護の日。どのような日なのかを簡単に説明しますと、介護の事を考えたり知る日にしようという啓発の日です。
介護の日にちなんで、私の「介護」にまつわる初めての失敗談などお話してみようかと思います。※ちょっと長くなります
私が中学生のころ、祖母が寝たきりになりました。
優しく時には厳しくとても心を込めて献身的に介護をする母、季節の花を欠かさずベッドサイドに飾る父。
この両親の姿が私の介護感のベースになっていますし、今でも目指す姿です。
初めての失敗もこの頃です。
中学3年生の私が受験勉強をしていると、下の部屋で祖母が大声を出していました。
寂しさからでしょうか、母の名前を何度も繰り返し繰り返し呼んでいました。
受験に焦りのあった私はそれにイライラ…。
そしてなんと疲れ切って寝ていた母のもとに行き「お母さん、おばあちゃんどうにかしてよ!お母さんの事呼びよるよ!」と感情のまま乱暴に言ったのです。
この時母は「ごめんごめん。」と私に謝ったような…気がします。情けないことにこの時の母の表情やその後どうしたかは全く覚えていないのです。
そしてこの時の自分の行動は、今でも自分の心を苦しめています。
あの時に行けるのなら「あんたがおばあちゃんのそばに行ってあげんさい!疲れたお母さん起こしんさんな!」と拳骨したいくらいです。
子どもだから何もできないと思ったのか、母に甘えていたのか…。
何もできなくて良かったんですよね、ただ祖母の元に行って一緒に居るだけでよかったんですよね。
なんでそんな簡単なことが出来なかったんでしょうね…。
時に今もその時の母に詫びるような気持で仕事に向かう事があります。
長くなりましたが、これが私の介護にまつわる初めての失敗談でした。
ああ…、恥ずかしい。
これを読んでくださっている皆様も、今日は何か介護の事を考えたり知ってもらえる日にしていただけると嬉しいです。
ではでは締めの川柳です。
「伝えたい あの日ごめんと 会えたなら」
コロナで約2年会えていない母に、あの時はごめんねと伝えたいです…。
恥ずかしながらまだ謝れていないのです(><)ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ
それでは皆様、ごきげんよう～☆
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