地域の事例検討会に行ってきました。
2018年7月18日
生活相談員が、地域事例検討会へ参加してきました。
今回も、医療・福祉といろんな他職種が集まり、自分の得意分野からそれぞれが三者三様の見立てをしあい、アセスメントの幅が広がりました。
ホームは、「終の棲家」が一つのコンセプトになっています。
そんな中、今回参加していた、クリニックの医師が、「80代後半の方が、塩分制限など生きるための制限をしたところで、どれだけの病気のリスクが減るのか。を考えたとき、制限をしてご本人にストレスが溜まる事より、少しリスクがあっても、ちょびっとだけでも、好きなものを食べたり、たばこだって1日1/2本でも吸えたりとか、
酸素ボンベ背負ってでも、10分くらいガーデニングしたり・・・。好きな事ができるというのは、結果長生きになったりします。ダメダメいうのではなく、その方が良いこともあるんですよね。」
非常に同意です。いわゆるQOL(クオリティオブライフ)は非常に大事だなと思いました。
事例検討会というのは、結論を出す場ではなく、医療・福祉に携わるものが、幅広い目で物事をとらえることができるようになるためのものであり、地域でのより質の高い医療・福祉(介護)が提供できるよう、また次回も参加したいと思います。
