自由な発想でお楽しみ制作
2021年5月9日
金沢八景では手芸レクリエーションだけで2種類ご用意しています。
やや難しめの作品に取り組む「手芸クラブ」がひとつ。そしてもうひとつは、より多くの皆さまが気軽に参加できるような「お楽しみ制作」です。
今回は、そのお楽しみ制作の様子をご紹介します。
型抜いた様々なモチーフを一面に広げて、制作開始です。
手順としては、ボンドをちょっと付けて、色画用紙の台紙に貼りつけるだけの手軽なもの。お手本は特になく、おひとりおひとりが思いのままに模様をデザインしていきます。
まずは、色とりどり、形も様々なモチーフの山から、思いつくままに選び出して全体のデザインを構想します。
作業に集中されているおひとりおひとりの手元にクロースアップして、見せていただくことにしましょう。
こちらのご入居者さまは同じ形の色違いを集めて、配置バランスをみているところ……でしょうか。
こちらはすでに作りたいイメージが明確なようですね。花と葉を配置して、図案というより写実的に描いています。
対照的にこちらでは、同じ形かつ同じ色のモチーフを丹念に集めていらっしゃることは気付いていたのですが、しばらくたって再び見せていただくと……きっちり規則的に配置した作品が出来上がりつつありました。
いつも穏やかなお人柄のご入居者さまの、新たな一面を垣間見させていただいたようで、うれしく感じてしまいます。
この「図案」の制作ではいつも、皆さまの真剣に取り組む姿はもちろんのこと、完成した作品におひとりおひとりの個性が強くあらわれるところが、とりわけ楽しみなアクティビティのひとつです。
