紙一枚とハサミがあれば。
2020年6月12日
家で過ごす時間をいかに充実させるか。このところよく耳にするテーマです。
元来が活動的なタイプか、あるいはインドア派か。それぞれに主張はありそうですが個人的には、あらためて手仕事の愉しみと、それに費やされる豊かな時間に心惹かれます。
そして金沢八景のご入居者さまの中にも、同じ考えをもつ方が少なくないのでは、と思っています。ふだんから手芸レクリエーションを楽しみにされている皆さまです。
本日は、そんな皆さまがここ最近で制作された作品をご紹介したいと思います。
まずはこちら。影絵のような図案を何種類か切り抜いて、台紙にレイアウトしてからラミネート加工したものです。カジュアルに飾るほうが映えそう ! と担当者が思ったのかどうか、吊り下げることが出来るようモールの輪っかを結びつけたのがほどよいアクセントになっています。
光が反射してしまい上手く撮影できなかったのが残念ですが、白黒を反転させたバージョンで作った方もいらっしゃいました。
「切り抜く」という単純な作業の楽しみ。ネガとポジの面白さ。
クラフトパンチという道具があります。いわゆる穴あけパンチと似ていますが、型抜き部分が様々な絵柄になっている楽しい文房具です。
この作品では、型抜きされた模様だけでなく、抜かれて残った色紙も利用して、おひとりおひとりがオリジナルの図案をデザインしました。
こちらは特に参加者の皆さまに好評をいただいたそうです。いつにも増して熱心に、また楽し気に、制作に集中されるとても有意義な時間を過ごせたことを、担当スタッフがこちらもまた楽し気に話して聞かせてくれました。
こうして作品群を振り返る時はいつもそうなのですが、自分でも手を動かしてみたい、とウズウズするような気持ちを、今回もまた味わうことになってしまいました。。。。。
