味わい紀行~大分県~
2021年10月8日
10月1日の昼食に「大分県」の郷土料理をご用意させていただきました。
メニューは、鶏天・りゅうきゅう・田舎汁・かぼすゼリー・ごはんです(^-^)
こちらは主菜の鶏天です。2019年の総務省の調査によると、大分市が鶏肉の消費量全国一位であったそうです。農林水産省から「次世代に伝えたい大切な郷土料理」として「鶏天」が紹介されていました。
昭和初期に唐揚げが骨付きであったために女性が食べづらいであろうというあるレストランの心遣いから骨のない鶏肉を食べやすく切って天ぷら風にアレンジしたのがはじまりだそうです。
こちらは「りゅうきゅう」というお料理です。余ってしまったお刺身をしょうゆやみりん、ゴマなどに漬けこんで保存期間をのばす目的でつくられた漁師飯だそうです。
「りゅうきゅう」とよばれるようになった経緯は諸説あり、有力な説としては「利休和え」が語源なのではないかということです。
千利休がゴマを使った料理を好んだため、ゴマ料理にはよく利休の名が使われるそうです。「りきゅう」が転じて「りゅうきゅう」になった、また、「琉球」の漁師から伝わった料理だからという説もあるそうです!
とっても美味しそうな郷土料理ですね(^-^)
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