誤嚥予防の為に・・・
2018年11月2日
誤嚥性肺炎に関する統計によると
70歳以上の高齢者では毎年2万人の方がこの疾患で入院をされるそうです。
ホームでは定期的に様々な勉強会や講習を行っており、
今回は誤嚥のリスク低減のために「とろみ勉強会」を行いました。
水分にとろみをつけるとろみ材は、適度な粘度をつけることで、
咽頭への流入スピードを抑え、誤嚥のリスクを低減することができます。
スタッフもご入居者さまの状態に合わせた介護や日々の業務にかかわる事なので、
スライドを見る目は真剣そのものです。
とろみ材とお茶を使って適正な量についてのレクチャーを受け、
実際に自分たちで飲んでみて、その粘度を体験してみました。
決められた分量を守り、かきまぜ方にもコツがありますが、
とろみ材を必要以上に使用しないポイントは「時間」と「温度」だとのことでした。
今回はニュートリー株式会社様のご協力の下、
様々な資料の配布とともに、大変ためになる講義を行っていただきました。
ご入居者さまに安心安全なご生活を行っていただく為に、
これからもこのような取り組みを行っていきたいと思います。
