アルツハイマー型認知症の短期記憶障害⑦
2022年2月19日
介護付き有料老人ホーム SOMPOケア ラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
現在、アルツハイマー型認知症の治療薬に関しては脳の働きを活性化するお薬になります。
脳の萎縮によって全体の活動量が低下している分を補うイメージです。
残念ながら、すべての方に効果があるわけではありません。
若年性認知症の方がおっしゃるには、脳がフル回転で活動する感じでその代償としてものすごい疲れるそうです。
寝ていても、一晩中夢を見ているようで熟睡できていない感じがするそうです。
認知症の症状には、外側に向かう「陽症状」と内側に向かう「陰症状」があります。
陰症状が出るときは、脳が活発に働くことで活動量が増えて良いようです。
陽症状が出ているときは、さらに陽反応が強くなるため困難事例につながる可能性があります。
無断外出や物盗られ妄想などは、悪化する事があります。
漢方薬の一部は、劇的な効果は期待できないが易怒性(怒りやすい)を和らげる効果があるとして用いられる事が多いです。
