第七回 俳句の会
2021年3月20日
第七回俳句の会のお題は『ひな祭り』
ご入居者さまにはひな祭りイベントでお内裏様やお雛様に扮してお写真を撮ったのが記憶に新しいと思います。
今回はご自身の小さい頃のひな祭りの事や、お子さまが小さかった頃のひな祭りを思い出して俳句を書いて頂きました。
『雛人形 今はケースの 中になり』
昔は5段や7段飾りの雛人形を飾られる家が多くありましたが、現在は家族の形も変わり、ケースに入った雛人形を飾る家庭が多く、何段もある雛人形を見ると懐かしいと詠んでくださいました。
雛人形で情勢が現れているねと仰っていました。
『ひなまつり ウメモモサクラ 花わたり』
ひな祭りと言えば桃の節句ですよね。
最近ではサクラも咲き春の気配がしてきたと詠んでくださいました。
『美男美女 集め賑わう ひなまつり』
お内裏様とお雛様など雛人形のお顔が美男美女よねと詠まれていました。
本当に整ったお顔で羨ましいですね。
最後に、ホーム長から二句・・
『急ぎだし 娘に言い訳 ひな人形』
娘さんが大学生になり、ひな人形を出す時期が遅くなり、娘さんに言い訳をする苦々しさがあると詠まれました。
ホーム長の職場では見られない父親の顔が垣間見えた気がしました。
『ひな人形 手毬もつ子を 思い出し』
和室に飾ったひな人形の上に七五三で撮った時の写真があり、それを見ると時の流れを感じてしんみりされるそうです。
今回も皆さんにたくさんの俳句を書いて頂きました。
次回は4月17日(土)お題は『入学』になります。
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