第二回 俳句の会
2020年10月24日
先月に続き、管理職による『俳句の会』を行いました。
今回のお題は『体育の日』です。
事前に募集したところ、『体育の日』にまつわる句がたくさん集まりました。
ご入居者さまが詠まれた俳句をいくつか紹介いたします。
『小一の 徒競走ゴール 母のとこ』
幼い頃は一斉に走ってもゴールがわからず、結局お母さんのところ目掛けて走って行ってしまうことがあるという情景が思い浮かぶ句ですね。
『幼な子は しり上がりでき ポロリと涙』
ご自身が幼い頃に鉄棒の逆上がりができずに、悔しい想いをした。
できた時にはうれし涙が流れたと幼い頃の記憶を詠んでくださいました。
『ああみごと 空に描かれし 五輪の輪』
前回の東京オリンピックの際に、訓練された飛行機が大空に飛行機雲で五輪を描いていた。晴れ渡った空に、白い五輪が浮かび上がり見事だったことを今も鮮明に覚えていらっしゃるそうです。
今年がオリンピックイヤーでしたが、残念ながらコロナの影響で来年に延期になりました。
来年こそは皆さんと一緒にオリンピックを楽しみたいですね。
『体育不得手 五輪選手に あこがれる』
ご自身は幼い頃は身体が弱く体育が苦手だったそうで、オリンピック選手のように種目に特化した体操選手になりたいという憧れの気持ちを詠んでくださいました。
『玉入れの 赤白の玉が 空にまう』
運動会の玉入れの競技をクローズアップして詠まれた句です。
青空に赤白の玉が飛び交う情景が思い浮かびますね。
『体育の日 子供の時から 楽しみに』
幼い頃から体育の日はワクワクしていたそうです。今でも体育の日になるとそのお気持ちを思い出されるそうです。
体育の日のテーマには逸れてしまっていますが、こんな句もありました。
『今日迄 皆のおかげで 生きて来た』
感謝の気持ちが表れている句でほっこりしました。
当日に追加で考えてもらった句で面白い句があったので紹介します。
『今日こそは 一等成り たいな!!』
『ヨーイどん 足が三本 有れば良い』等々。
発想が面白いですね。
もう一つ、別の句を紹介したいと思います。
『車座で 弁当広げた 運動会』
家族そろってお昼を食べた事を思いだされたそうです。
どなたが書かれたと思いますか!?
なんと・・・・・ホーム長です。
お子さんが小さな時の事を思い出されたのでしょうか。
11月のお題は『七五三』になります。
来月も『俳句の会』の様子を紹介したいと思います。
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