第四十八回 俳句の会
2024年12月19日
今月の俳句の会のお題は12月の季語の中からお好きな季語を選んで詠んでいただきました。
今月もいくつかご紹介します。
『初雪で 庭の汚れが みな消えた』
一面の雪景色が想像できます。お庭の枯れ草も見えなくなって真っ白になっている情景が想い描けます。
ようやく冬らしくなってきましたね。
『町中に 熊出没し 恐ろしや』
「テレビのニュースで見て色んな所に熊が出てきて怖いと感じました」と仰っていました。冬眠の時期になっているのに活動している熊が民家に来たという報道を度々拝見するたびに地球温暖化を考えさせられます。
『待ちわびし キンポウゲの花 咲きにけり』
「早く暖かい時期になってほしいという思いです」と仰っていました。寒さが厳しくなりますと暖かい時期が待ち遠しいですね。
『大晦日 新年の夢 書き留める』
「大晦日に来年はこうしよう、ああしようと思っていてもすぐに忘れてしまうからメモして忘れないようにしています」と仰っていました。何事もメモをとることは大切ですよね。
『キンポウゲ 消えて淋しき 花壇かな』
「ホームのテラスの花壇のお花が冬支度になり淋しくなりました」と仰っていました。また春になったらキレイなお花が咲きますから楽しみにしていてくださいね。
寒さが厳しい日が続きようやく冬らしい日になってきました。「初雪」や「大晦日」といった12月らしい季語を選択される方が多かった印象です。
来月は1月の季語なので新年にちなんだ季語を選ばれる方も多いのではないでしょうか。皆さまの作品が出来上がるのを楽しみにしております。
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