第四十四回 俳句の会
2024年6月14日
今月の俳句の会のお題は6月の季語集の中からお好きな季語を選んで詠んでいただきました。
今月もいくつか紹介いたします。
『窓開けて 風とともに ほととぎす』
俳句の会初参加のご入居者さま。「やったことないから私にできるかしら~」とご謙遜されていらっしゃいましたが、季語が決まったらスラスラと言葉が出てきれいにまとめられました。
この句の状況を伺うと「朝目覚めて窓を開けるとサ~と風が入ってきて気持ちいいと感じていたところにほととぎすの”ホーホケキョ”という鳴き声が聞こえました。この辺りにもほととぎすが生息しているのだなと感じました」と仰っていました。八王子片倉の周辺は緑豊かな環境ですので自然を感じられますね。
『はえたたく 手が重たく はえ逃げる』
「歳をとると手を動かすのも遅くなっちゃって。昔はハエを仕留めていたのに今は逃げられることが多くなっちゃいました( ´∀` )」と笑顔で仰られていました。
こちらのご入居者さまはいつもユニークな句を詠んでくださり、皆さまを楽しませてくださっています。確かにハエはすばしっこいから仕留めるのは難しいですよね。
『はるかなた 風に揺れてる 夏木立』
「ダイニングから見える景色をそのまま詠みました」と仰るご入居者さま。ダイニングから見える木々が青々として夏の訪れを感じさせます。
爽やかな印象の句に仕上がっていて素敵です。
『玉葱の 玉葉支える 地中の根』
「テラスに植わっている玉葱が大きく成長している様を見て、根っこはどこまで伸びているんだろうと思って詠みました」と仰っていました。
食物の力強さを感じさせられる句です。
『糸とんぼ そっとつかんだ 幼き手』
「よく止まっているトンボを捕まえていました。私おてんばだったんです」と笑顔で仰っていました。
懐かしい思い出の句ですね。
今月の季語は夏の訪れを感じさせる自然に関する句が多かった印象です。
皆さま指折りしながら五七五にまとめられていました。
出来上がった句を発表させていただくと皆さま共感されたり、「上手ね~」「素敵」といったお声が上がったりと穏やかな雰囲気に包まれています。
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八王子市 有料老人ホーム
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