第四十三回 俳句の会
2024年5月18日
今月の俳句の会のお題は5月の季語集の中からお好きな季語を選んで詠んでいただきました。
今月もいくつか紹介いたします。
『稽古の折 首かしげるは 新茶古茶』
茶道の先生をされていたご入居者さま。「この時期は新茶が出始める季節でお稽古の時に新茶なのか古茶なのか見た目や香りで判断していました」と仰っていました。
”新茶”と”古茶”の季語を選んでくださいました。茶道に関わっていないと思いつかない句だと感じました。
『柏餅 家族みんなが 大好きよ』
俳句の会の時間にスラスラといくつも句を作ってくださいました。その中でもこの句は5月らしくまたご家族のご様子も伺える句です。
どんなお気持ちで作られたのかインタビューを試みましたが、あまりの集中力にお話を伺えませんでした。
『新茶摘み タスキ掛けが なつかしい』
「小さい頃田舎だったから自分で飲むお茶は自分で摘んでいました」と新茶摘みの思い出を詠んでくださいました。
新茶摘みなんてなかなか出来ない貴重な体験ですねとお伝えすると「田舎だったからね~。でも空気がきれいでいいところでしたよ」と笑顔で仰っていました。
『鯉幟 大口あけて 泳いでる』
「散歩にいくとそこの川に大きい鯉が泳いでいて、ふと上を見上げると鯉幟を出されているお宅もあって・・。川の鯉も鯉幟も同じように泳いでいるなあと面白くなりました」と仰っていました。日課のお散歩の時のご様子を詠んでくださいました。
『牡丹咲く 庭が恋しや 病みやみて』
「自宅の庭の牡丹を可愛がっていました」とご自宅にいらっしゃった頃の思い出を詠んでくださいました。
5月はこどもの日があるので『柏餅』や『鯉幟』といった季語や、新茶の時期を感じさせる季語を選ばれる方が多かったですね。
同じ季語でもその方の思い出や想い、感じ方が違うので全く違う意味合いの俳句が出来上がるのが楽しいです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
八王子市 有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ八王子片倉
〒192-0914 東京都八王子市片倉町722-9
TEL:042-635-4165
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる