第三十六回 俳句の会
2023年10月21日
今月の俳句の会のお題は10月の季語の中からお選びいただきました。
今回もいくつかご紹介いたします。
『秋晴れに 友と語らふ 部屋の中』
学生時代に教室でお友達と色々なことをお話しされた思い出を詠まれたそうです。今でも思い出されるということはきっと楽しい学生生活だったのでしょうね。
『裏庭の いちじくつまみ 満足し』
ご自宅のお庭にあったいちじくのことを詠まれたそうです。その時のいちじくの味が忘れられないそうです。
『紅葉の 並木の下を くぐりぬけ』
「甲州街道の銀杏並木の様子を詠みました。ほんと綺麗よね~」と笑顔で仰っていました。この時期の銀杏並木は黄色一色で綺麗ですよね。
『空高く とんぼ飛び交う にぎやかに』
トンボが天高く群れをなして飛んでいる様が詠みとれます。真っ青な青空とトンボのコントラストが想い描けますね。素敵な句です。
『肌寒さ 考えるだけで 嫌になる』
朝晩だいぶ気温が低くなってまいりました。「寒さに弱いから、これから冬になると思うと考えただけで嫌になる~」と仰っていました。
寒くなると布団から起きだすのに勇気がいりますよね。
『家主居ぬ 庭のいちじく 食べ頃だ』
こちらのご入居者さまも、ご自宅のお庭のいちじくについて詠んでくださいました。現在のご自宅は誰も住んでいらっしゃらないようですが、「いちじくは立派に育っていると思う」と仰っていました。
『肌寒さ あれこれ衣類 一思案』
「この時期の洋服選びは色々と考えてしまう。ジャケットの中にベストを着るかカーディガンを着るか迷います」といつもジャケットをビシッと着こなされているご入居者さま。
このひと手間がきちんとした身だしなみに繋がっているのですね。担当者もこの時期の洋服選びは悩んでますので、このお気持ちに同感いたします。
『田に残る 案山子ふるえる 風の中』
田んぼに立っている案山子の気持ちを詠んでくださいました。「案山子は雨の日も風の日も同じ場所に立って稲を守っているからすごいわよね」と仰っていました。
「人間の代わりを務めている案山子に感謝しないとね」と、優しいお気持ちが伝わる句でほっこりした気持ちになりました。
今月で36回目を迎えた俳句の会。開始から丸々3年経ちました。
俳句の好きなご入居者さま・俳句に興味があるご入居者さまが参加されていらっしゃり、3年の月日の中で色々なご入居者さまが参加してくださいました。
今年はSOMPOケアで企画運営している「ライフストーリー川柳」にも参加し益々活気が出ております。
来月も皆さまの俳句を楽しみにしております。
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八王子市 有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ八王子片倉
〒192-0914 東京都八王子市片倉町722-9
TEL:042-635-4165
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ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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