第三十三回 俳句の会
2023年6月17日
今月の俳句の会のお題は6月の季語集の中からお好きな季語を選んで詠んでいただきました。
今月もいくつかご紹介します。
『山ぼうし 白き花つけ 梅雨に入る』
「ダイニングから見える景色をそのまま詠みました」と仰っていました。ダイニングのご自身のお席から見える視線の先、ヤマボウシの木に可愛らしい白い花が咲いています。木々から季節の移り変わりを感じ取れますね。
『夜店めぐり 蛍を買った 幼き日』
幼少期にご両親が夜店で蛍を買ってくださったことを詠んでくださいました。担当者は夜店で蛍が売られていることを知らなかったので驚きましたが「昔は蛍がいっぱい獲れたから売っていたのよ。その蛍を蚊帳の中に放して布団の上から蛍が飛んでいるのを眺めながら眠ってしまって。朝になったら見たこともない虫がたくさんいたから驚いちゃってね。朝は光らないから全く違う虫に見えちゃったのよ~」と笑いながら思い出話を披露してくださいました。
『天気日は 気持ちが良くて 最高で』
テラスでのお散歩が日課のご入居者さま。「今日みたいな日は外がとっても気持ちがいいのよ」と仰っていました。梅雨の晴れ間で雲一つない青空ですものね。
『らっきょう むいてもむいても 皮ばかり』
俳句の会の時間内にササっと考えてくださいました。詠みあげたら皆さまから笑顔がこぼれていました。いつもほっこりさせてくださる句を詠まれます。
『玉葱の 重さ支える 大地の根』
テラスの花壇で育てている玉葱について詠んでくださいました。「立派な玉葱に成長するにはその下の根っこの部分が重要で、我々人間も成長するためにしっかり大地を踏みしめて生きていかなければならないと感じました」と仰っていました。その通りだと思います。この句から文学的な要素も感じられ考えさせられる句に仕上がっています。素晴らしいですね。
今月は季語が被りませんでした。一つひとつの句にそれぞれの想いや思い出が詰まっていて素晴らしい句ばかりです。
初めて参加されたご入居者さまから「俳句は初めてやってみたけど季語を使って五七五に想いをまとめるって、なかなかの脳トレだね」との感想をいただきました。そうなんです。俳句は言葉の言い回しだけでも印象が変わりますので奥が深いですね。
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