第二十回 朗読の会
2023年5月27日
まずは「春はあけぼの」からスタート。
今月は「秋」と「冬」のパートの朗読です。
「春」以外の季節は、滑らかに、という訳には行きませんでしたが。
慣用句を今月も取り上げました。
・・・青は〇〇より出でて 〇〇より青し・・・ 藍
・・・合格の知らせを聞いて愁〇を開いた・・・ 愁眉
・・・叱られて彼は〇〇に塩だな ・・・ 青菜
などなど
皆様、よくご存じで、敬服いたしました。
参考:マンガで身につく大人の語彙力 著者:齋藤 孝 発行:株式会社 扶桑社
そしてもう一つ「鉛筆のシン」作:夢野久作 を取り上げました。
鉛筆を削る子供の様子を詠んだ詩です。画像では見えにくいかもしれませんので、下記へ転記させて頂きます。
お時間があれば、ご一読下さい。
◎ 鉛筆のシン 夢野久作 ◎
子供が鉛筆を削っていると あまり無茶に削るので
何べんもシンが折れました。
「このナイフがわるいのだ」
と子供は言ってナイフを磨いでコシコシ削りましたが、
やっぱりぽちぽちと黒いシンが折れます。
「この鉛筆がわるいのだ」
と子供はカンシャクを起こして鉛筆を折ってしまいました。
「もっといい鉛筆でなくちゃ駄目だ」
鉛筆は折られながら言いました。
「あなたの心をもっといいのにとりかえなくちゃ、
いくらいい鉛筆を買っても駄目です」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
八王子市 有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ八王子片倉
〒192-0914 東京都八王子市片倉町722-9
TEL:042-635-4165
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
