第二十四回 俳句の会
2022年9月17日
俳句の会が開始されてから早いもので丸2年経過しました。
今月の俳句の会のお題は9月の季語集の中からお好きなものを選んで詠んでいただきました。
事前のご応募は18句でした。
今月もいくつかご紹介します。
『赤とんぼ 群れとぶ日々を 思い出す』
幼少期、夕暮れ時に赤とんぼがたくさん頭上を飛んでいった様子を思い出して詠まれたそうです。「昔は川の水もキレイだったので赤とんぼをたくさん見かけることが多かったけど今は飛んでても1匹2匹くらいよね」と仰っていました。環境の変化、時代の流れまでも感じさせる句です。
『秋鯖は 母の好みの 味噌煮とす』
鯖の味噌煮はお母さまの得意料理だったのですか?と伺うと「そういう訳ではないですが、鯖の味噌煮を見ると母のことを思い出します。よく作ってくれたなあって」と懐かしそうに仰っていました。きっとおふくろの味だったんでしょうね。
『良かったり 悪かったりの 秋日和』
この時期のお天気のことを詠まれたそうです。秋晴れのきれいな空の日もあれば台風の日もあり、天候が安定しないことが多いですね。
こちらのご入居者さまは毎回たくさんの句を詠んでくださるので、渾身の1句を選ぶのも大変なのですが、天気のことを詠まれたのは珍しかったので選んでみました。
『ほほなぜて 通りすぎにし 秋の風』
こちらの句は先月入居されたご入居者さまの作品です。俳句の会には初参加になりますが、その場で「秋の少し冷たい風が頬をフッと通りすぎる様子を書きたい」と仰り、きれいに五七五にまとめることが出来ました。仰る情景が想い描くことが出来る句です。初めてとは思えないほどの出来栄えだと思います。
『秋日和 外にでて おさんぽ』
この時期のお散歩は気持ちが良いですよね。秋晴れの日は空気も澄んでいてとても心地よく感じられます。そんな情景が想い描ける句です。
『目ざましは いつしかセミから コオロギへ』
こちらの句は俳句の会に参加されているご入居者さまの息子さまの作品です。ご入居者さま曰く「息子も最近俳句を始めたみたいなの。息子の分も資料をいただけないかしら」と先月の俳句の会の時にお申し出があり、お渡しさせていただき、ぜひ出来上がったら皆さんと共有させてくださいとお伝えしたところ、期日までに応募してくださいました。
セミの鳴き声からコオロギの鳴き声に変化し、季節の移り変わりを感じとることができる句だと感じました。
季語はそれぞれ違いますが、どの句も秋の訪れを感じとることが出来ます。
来月も10月の季語集の中からお好きな季語を選んで詠んでいただきます。
来月もたくさんのご応募お待ちしております。
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