第二十回 俳句の会
2022年5月21日
今月の俳句の会のお題は「母の日」
事前のご応募は16句でした。
今月もいくつかご紹介します。
『母の日や も少し孝行 しておけば』
若い頃は親に反抗もしたし、親孝行なんて一つもしなかったと仰っていました。
「孝行したい時に親はなし」という言葉があるように、自身が親になって初めて親のありがたみがわかりますね。
後悔の念が伝わる句です。
『母の日に 思い起こすは 懸命さ』
疎開先から高校進学のために上京し、都立高校の校長先生に入学が出来るように直談判をしてくれたお母さまのことを思い出して詠んでくださいました。
戦時中の物がない時代に食事の支度を欠かさずしてくれていたそうです。
いつの時代も母は強しですね。
『日差し浴び 土手の河原に よもぎ摘む』
幼い頃お母さまと一緒に河原に行ってよもぎを摘んだ時のことを思い出して詠まれたそうです。情景が思い描ける素敵な句です。
『九十五歳 眠るが如く 逝きし母』
95歳まで達者だったお母さま。実家に泊まりお母さまと布団を並べて手を繋ぎ眠りについた翌日に冷たくなっていたそうです。
末っ子でお母さまの愛情をたっぷり受けて育ったそうで、怒られた記憶がないくらい優しいお母さまだったそうです。
お母さまの思い出をたくさんお話ししてくださいました。
『亡き母を 思いおこして 振り返る』
若い頃にお母さまを亡くされていて、母の日になるとお母さまのことを思い出されるそうです。
『母の日に カーネーション 送ります』
母の日と言えばカーネーションですね。今年もホームにはご家族さまからたくさんのカーネーションが届きました。皆さまカーネーションをご覧になるとパッと晴れやかな表情になります。お花には不思議な力がありますね。
母の日というお題でしたので、お母さまとの思い出を詠んでくださった句が多かったです。昔のことを振り返りながら17文字にまとめるという作業は容易ではないと仰っていました。
来月のお題は「あじさい」と「梅雨」です。お題が絞られると作るのが難しいとのご意見があったので2本立てにしました。
来月もたくさんのご応募お待ちしています。
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八王子市 有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ八王子片倉
〒192-0914 東京都八王子市片倉町722-9
TEL:042-635-4165
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ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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