ケアスタッフ向け口腔ケア勉強会
2022年1月20日
本社所属の言語聴覚士・歯科衛生士によるケアスタッフ向けの口腔ケア勉強会を1/17と1/20の2日間行いました。
口腔ケア委員会の会議の中で「〇〇さんの口腔ケアってみんなどうしているんだろう。歯ブラシ嚙んじゃうよね」との疑問があがり、「みんなこのやり方で合っているのかなぁと疑問は持っているはず。ここはプロに介助方法を直接学びたい」と参加しているスタッフ全員の意見が合い、管理職経由で本社の言語聴覚士・歯科衛生士にスタッフ向けに口腔ケアの介助方法を教えてもらえないかと依頼すると、快く引き受けてくれました。
勉強会の内容は・・・
①開口が難しい方への口腔ケア・アプローチ
②高齢者の口腔ケアのポイント
③模型を使用した義歯の着脱練習
④開口が難しいご入居者さまの直接介助
上記のプログラムで1時間程の勉強会でした。
模型を使用し、どの角度から口腔内に介助者の指を入れれば上手く開口できるのか、歯ブラシの入れ方からの指導がありました。
実際に1人ずつ模型に歯ブラシを当て、ブラッシングの仕方を習いました。歯と歯茎の境目を細かくブラッシングしていきます。
歯磨き粉は使用しなくても、1日3回食後にブラッシングするだけで口腔内の残渣物は除去できるそうです。
参加したスタッフは「なるほど」と共感したり、「それはやっている」と介助方法が合っていたことを再確認していました。
残り15分程で歯科衛生士に、食いしばりや口腔内に入るもの(歯ブラシ・介助者の指)を噛まれてしまうご入居者さまの介助方法を、お手本として見せてもらいました。
歯磨き前に肩や顎下を優しく後方から声掛けしながらマッサージを行い、コミュニケーションを取りリラックスしていただきます。歯ブラシを入れたら噛まれてしまったのですが、その場合は一旦手を引き、ずっと噛み続けている方はいらっしゃらないので、力が抜けたらスッと抜く。随時声掛けし、リラックスしていただきながら少しお口が開いたら歯ブラシを入れてブラッシング。
いくつものポイントを教えてもらい、スタッフからは「いつもの〇〇さんとは全然違う」と驚きの声があがりました。
認知機能の低下から、歯ブラシを異物と捉えてしまい、歯磨きは嫌なことをされているという感覚を払拭するには、ご入居者さまのお口の開き具合を確認しながら押し引きしていく駆け引きが大事だということを学びました。
今回の勉強会は2回開催しましたが、シフト制での勤務のため勉強会に参加できなかったスタッフ向けに動画撮影をしました。
ケアミーティングで動画視聴し、参加できなかったスタッフへも周知していきます。
ケアスタッフが統一した介助ができるように、今後も知識や介護技術を学べる機会を作っていきます。
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その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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