眠りスキャンの取材を受けました
2021年11月12日
本社業務革新部推進課が発行している「SOMPOメイツ」
その推進課より「眠りスキャンを有効活用しているホームに取材したい」とのお話しを受け、管理職・ナース・ケアコンダクターが対応いたしました。
眠りスキャンとはベッドに設置した睡眠センサーです。呼吸数・心拍数を感知し、ベッドで休まれている状況がモニター上でわかる仕組みになっています。
質問内容と回答は以下にまとめました。数ある質問の中からいくつかピックアップしています。
Q:眠りスキャン導入により改善されたと思われる点は?
A:目配りの時間です。導入前は八王子片倉では夜間一律2時間おきに目視による目配りをしておりました。また、夜間帯の離床(トイレ)の回数や時間が把握しやすくなりました。
Q:眠りスキャン導入について率直な現場の感想はありますか?
A:モニターでご本人さまがどう過ごされているか確認できるので安心感があります。しかし、まれに誤作動することもあります。心拍数・呼吸数で感知されるとなっていますが振動でも感知されることがある様子。ベッドの端に座っていても黄色表示、覚醒されていても体動なければ青色表示等。(本来、離床⇒グレー・臥床覚醒⇒黄色・入眠⇒青色表示されます)
Q:眠りスキャンを活用して取り組まれていることはありますか?(事例等)
A:朝の転倒事故が続いていた方。ご本人さまが起床時にトイレに行かれる時間や覚醒される時間を睡眠日誌から読み取り、その前に介入できるようにAxist(業務ライン表)を調整しました。また、お看取り期の方はモニター上で心拍停止状態がわかるので早い発見に繋がっています。
Q:ご入居者さま・ご家族さま・スタッフ等の意識の変化はありますか?
A:スタッフにおいては手空き時間に眠りスキャンを確認し、転倒リスクのある方の離床表示時に訪室することがあります。ご入居者さまより鍵の開錠音で睡眠妨害されなくなったとのご意見をいただきました。ご家族さまには眠りスキャンの活用方法をお伝えしています。
1時間程の時間でしたが、終始和やかなムードの中取材は終了しました。
取材に来たスタッフは以前八王子片倉のスタッフでしたので、顔馴染みということもあり場の空気が和みました。
「SOMPOメイツ」の発行が楽しみです♪
眠りスキャンの詳しい説明は下記リンクから↓↓
https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000049/message-detail/62758
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