第十四回 俳句の会
2021年10月16日
今月の俳句の会のお題は「紅葉(もみじ)」
事前にご応募いただいた15句の中から、今月もいくつか紹介いたします。
先月から引き続き、作品展用に詠まれた句を短冊に書いていただきました。
『美しさ もみじ大好き 目がはれる』
秋が1年の中で一番好きな季節と仰っていました。なかでも、もみじが赤く染まっていく様が好きだそうです。もみじが眩しく感じますね。
『もみじのは かわにおちて ながれゆく』
もみじが川に落ちて漂って流れていく様が伝わります。風情が感じられます。
『秋になり 真っ赤に染まり 明るいな』
もみじの木が赤く染まると周囲が明るく感じます。五・七・五を意識して言葉を選びながら詠んでいただきました。
『手放した 庭のもみじや 恋しけり』
以前住んでいた家の庭に、もみじの木があったそうです。秋になるとその庭のもみじの木のことを思い出されるそうです。
『あざやかさ もみじそれとも ナナカマド』
ナナカマドの木も葉が赤いので、もみじとどっちが赤く美しいか比較した句だそうです。
「紅葉(もみじ)」のお題でも様々な観点から詠まれていて、どの句も個性が感じられる素晴らしい句ばかりでした。
次回のお題は「初霜」です。皆さんに霜を踏んで歩いた経験がありますか?と伺うと全員「ある～」と即答されていました。
幼い頃は霜を踏む感触が好きで靴を泥だらけにして歩いていた記憶が蘇りました。
来月もたくさんのご応募お待ちしております。
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