多職種連携<ケアマネジャー⇔理学療法士>
2021年9月25日
ラヴィーレ鷺ノ宮は、以前にもお話させていただきましたとおり、
常勤の理学療法士や作業療法士がいる数少ないホームです。
したがって、援助の現場においても、他のホームに比べ、多様な組み合わせの職種間にて連携が図られております。
本日は、一場面として、ケアマネジャーと理学療法士の連携による取り組みをご紹介いたします。
こちらのご入居者様は、立位保持や歩行状態が不安定であることから、両足部(膝周辺)へ歩行装具を装着されています。
ここで問題発生!
適度な強度で緩めたり締めたりするためのバンドネジが調節不良で、
最高強度で締めても、膝回りに対して緩みが見られる状態だったのです。
装具による膝回りの固定が図れていないこの状態では、
膝折れなどでバランスを崩され、何時転倒されるかも知れないリスクを孕んでいます。
事態の報告受けた、担当ケアマネジャーと理学療法士が現場に急行です。
バンドネジの調節不良もそうですが、バンドそのものの通し方についても、不可解な点がありました。
短時間での装具復旧は難航と判断。
歩行装具については、一旦ケアマネジャーにて調節度合いを確認することに。
通例であれば、装具が復旧するまで、食席でお待ちいただくところですが…。
理学療法士の存在により、次の判断へと進みます。
「緩んでいた状態の歩行装具で手引き歩行ができたのであれば、歩行状態は良くなっているかもしれない。
試験的に片足の装具を外した状態で、歩行状態を評価してみよう。」
比較的安定した歩行状態を確認できましたので…
数日後…。
歩行装具については、軽装タイプへと変更いたしました。
その方のお身体の状態に合わせて、「できること」は能力活用を促すべく、
ケアマネージャー、理学療法士を中心に、適宜アセスメントさせていただいております。
SOMPOケア ラヴィーレ鷺ノ宮
副ホーム長 田中 直樹
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる