入居者さまとの会話
2022年9月30日
いつもラヴィーレ錦糸町のホーム便りをご覧いただきありがとうございます。
副ホーム長の大津です。
フロアをラウンドしていると、新人ケアスタッフの高山さんが入居者様と何やらお話ししていました。
「あなた、名前はなんて言うの?」
「綺麗な名前だし、美人さんだね～。」
と、たくさんお話しして下さっていました。
耳が遠い高齢者とのコミュニケーションの取り方について、少しお話ししたいと思います。
よく耳が遠い高齢者へ話しかける時、耳元に近づいて大きな声で話しかける傾向がありますが、これは実は良い対応ではありません。
耳元で話を聞く習慣がついてしまうと、耳元での話しか聞かない習慣をつけてしまい、複数の人との会話に参加できなくなってしまいます。
また、高齢者の難聴は、高い音域は聞こえにくく比較的低い音域は聞こえやすいといった特徴を持っていますので、会話をするときは、相手の意識が自分に向くように、相手の顔の正面で大きな口を開けてはっきりと、比較的低い声で会話をすることが基本です。
彼女は、新人ケアスタッフですが、自然と入居者様と目線をあわせて会話が出来ていました。
今はマスク着用が必須なので、口元が見えませんが、それでもコミュニケーションの要素として表情は伝わります。
これからの彼女の活躍が楽しみです。
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