ホーム長の日常⑤
2022年5月2日
ホームでは月に2回
カスタムカンファレンスが開かれます
管理職、ケアスタッフ、ナース、キッチン、ケアマネジャーが集まり
ご入居者様の状況を1名ずつ話し合います
お身体の状態と今の介助方法に乖離は無いか
薬の変更により変わった様子はないか
どんな考えや気持ちを持っておられるのか
話し合いの内容は様々ですが
今のご入居者の生活に私たちスタッフの支援が合っているかどうかを
見直し今後の支援に繋げていくことが目的です
司会進行は副ホーム長
各職種のスタッフがそれぞれの専門的視点で意見を出し合います
私ホーム長は基本
口を出しません
このカンファレンスでの私の役割はただ一つ
「ご入居者様が置いてきぼりになっていないか」
これだけに注意を払っています
介護ホームではスタッフや主治医、ご家族など
入居者1人に多くの方が関りを持っています
すると周囲の人間の考えや想いなどが先行してしまい
本当に考えなければならない入居者自身の考えや想いなどが
除外され始めてしまう場面が多々出てきます
ホーム長は話し合いをじっと聞いて参加
しかし入居者自身が置いていかれてしまいそうになったら
すかさず話します
そして本来の話し合うべき軌道に戻します
今後もご入居者さまの生活に
しっかり支援を続けられるように
それぞれの専門性と役割を大切に
カンファレンスを開催していきます
