味わい紀行 高知県
2021年4月29日
今月の味わい紀行は高知県です。
高知県は四国の南部太平洋側に位置する県で、黒潮が打ち寄せる長井海岸線や四万十川、緑深い山々など豊かな自然の恵みを受けた食材の宝庫でもあります。
そんな高知県で親しまれている料理をごご用意しました。
メニューは、かつおの藁焼き・鯨の竜田揚げ・四方竹の煮物・どろめ汁・ご飯・フルーツ(文旦) です。
高知県は全国一のかつおの消費量を誇り、一人当たりの消費量は全国平均の5倍以上と言われています。土佐湾岸近くまで流れ込む豊かな黒潮の流れが、春は初鰹、秋は戻り鰹の群れをつれてくるため、新鮮な鰹が多く流出しています。
かつおは非常に良質なタンパク質が多く、中性脂肪を減少させ血栓ができにくくし、心臓病・認知症などを予防すると言われています。
また赤身には吸収のよい鉄分が豊富で肌などを健全に保つナイアシンも多く含まれています。
