雨の日の過ごし方 ～気になる本はありますか？～
2022年5月31日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。事務の安藤です。
今年は雨の多い5月となりました。コロナ禍でしかも雨…お部屋で憂鬱になりがちですが、ホームにはたくさんの書籍がある図書コーナーがあります!
ここにある多くの本は、ご入居者様やスタッフが読み終えて要らなくなったものを寄付していただいております。そのため、いろいろなジャンルの本が集まっています。
好きな本をお部屋でもどこでも自由に読むことが出来、また返却もいつでも自由なんですよ。
スタッフも読むことが出来ます。本をめくると、たまに線が引かれていたり、切り抜いた新聞が挟まれていたり…。
以前の持ち主がどのような方か想像して読むのもまた楽しみの一つです。
私は作家の遠藤周作さんがとても好きなので、借りて読みました。ちなみに遠藤周作さんは生前、ホームから近い同じ町田に長年住まれていて、有名な作品を多く執筆されています。
療養の為、自然が多い町田を大変気に入られていたそうです。
今も町田小野路の周りには、変わらず緑豊かな自然が広がっています。朝から鳥のさえずりを聞く事ができ、色とりどりの花がホームの周りに咲いています。
本好きのご入居者様は、気になる本を上の段・下の段と色々眺めて『どれにしようか?』と楽しまれております。
普段はミステリーが好きというW様。『ドキドキする結末がいいのよね!』と仰られ、推理小説を借りていかれました。
Y様は『難しいのは読めないけれど…本は何でも好き。』と、気になる本を図書コーナーの前のソファで座って読まれていました。
Y様は夕方にはいつもロビーで新聞を読まれていらっしゃいます。静かに穏やかに読まれているお姿をいつも受付から拝見しています。
『この本、面白いのよ!』とおすすめして下さるご入居者様もいらっしゃいます。ご入居者様の間でも会話が広がって、新しい世界が広がっていきます。
私もご入居者様お勧めの本、読んでみたいと思います。
介護付き老人ホーム SOMPOケアラヴィーレ町田小野路
