介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ小田原ホームだより

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ラヴィーレ小田原・秋のホーム体験会

2024年11月29日

いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。今回は、先日11月16日に開催しました「ラヴィーレ小田原・秋のホーム体験会」の様子をご紹介させていただきます。

【ホーム体験会への想い】

ケアスタッフの田元と申します。
今回のラヴィーレ小田原・秋のホーム体験会が実現するにあたり、たくさんの方の協力があって開催することができました。元々コロナ禍が明けて、何かできないかな?とスタッフ同士で話したのが始まりでした。レク委員長がレクについていろいろ考える中でホーム長に相談しているのを聞いて、何か自分にも協力できることがあればと思い、一緒に実行委員を立ち上げると、何名ものスタッフが賛同してくれて、今回の企画がスタートしました。

大きな企画をするのは初めてで、何から考えたらいいのかも分からず、どんなことをしたいかを考えてみました。ちょうどそのころにラヴィーレ小田原弐番館の納涼祭があり、参考にしたくて見学させていただき、企画した職員にもお話を聞かせていただきました。実行委員で何度も話し合いをしましたがなかなかまとまらず、ホーム長や副長にもアドバイスをいただき、ラヴィーレ小田原らしさを最優先に考えて、ご家族のみなさまに私たちのホームの良さを少しでも知っていただきたい、ご入居者さまがホームでどんな生活をされているのか、レクを楽しまれているのか、ラヴィーレ小田原が大事にしていること、取り組んでいること、これからわたしたちが目指す「未来の介護」を知っていただけたら、みなさまが自由にのびのびと安心して生活をしていることを分かっていただけたらと、わたしたちスタッフみんなの思いを込めて、ホーム体験会を開催させていただきました。

【ホーム体験その① M&Mフィットネス】

ケアスタッフの松村です。
私は介護予防インストラクターとして、ご入居者さまが今年9月から行っているM&Mフィットネスの有酸素運動(チェアリズム)のご紹介をさせていただきました。10分間ほどのかなりハードな体操ですが、ご入居者さま、ご家族さまと一緒に体験していただきました。リズムに乗って、体感して、ご入居者さまが普段から行っているM&Mフィットネスをご一緒しながら、躍動する入居者のみなさまのお姿をご家族さまに見ていただくことができて、とても嬉しく思いました。これからも楽しみながら介護予防できる体操をどんどん提案していきたいです。

また、ホームのスタッフでダンスチームを結成して(『未来5』と命名しました)その監修も務めさせていただきました。ピンクレディーの「UFO」と「ヤングマン」を選曲したのは、私がこれからチャレンジしたいこと、目指したいことでもある『未来カフェ』に繋げていきたい!との思いからです。

『未来カフェ』とは未来の社会において、多世代交流を通じて未来型ロボットと人間が共存するコミュニティの場(ホームで行っている介護予防体操やSSAP(SOMPO・スマイル・エイジング・プログラム)、さまざまなレクリエーション、子ども食堂を融合させたもの)を、ホームの仲間と作りたい!!と願ってのことでした。これから未来に向けて、さまざまなレクリエーションや介護予防体操を通じて多世代交流を図り、楽しみながら健康維持、促進を目指す『未来カフェ』に向けた取り組みを、ホームの仲間と笑顔で進めていきたいと思っています。

【未来5によるステージを楽しむ】

ケアスタッフの越田と申します。
今回は新人スタッフと若手スタッフ3人がメインの出し物があり、私は当初ダンスチーム『未来5』の一員ではありませんでした。体調不良のスタッフの代わりに参加しましたが、貴重な経験ができたと思っています。なぜかというと「新人スタッフとの絆が深められた」からです。日々の仕事の中で関わることが少なく、仕事に追われているため、それぞれが一杯一杯になっていました。新人スタッフと思うように関わることができず、十分な信頼関係を作れずにいたのです。私は途中参加ということもあって、誰よりも練習量が少なく大きな不安がありました。それでも合わせられる日はみんなで踊ったり、フォーメーションを決めたり、自分にできる精一杯の練習をしてきました。当日はとても緊張しましたが、みんなで息が合う踊りができ、ご入居者さまも手拍子して下さり「かわいい」や「かっこいい」との声が聞こえ、泣いて喜んでくださるご入居者さまもいらっしゃいました。心からみんなと踊れてよかったと思えました。

みんなで何かを成し遂げるということは、こんなにも素晴らしいものなんだと実感することができました。これからも新人スタッフに限らず、全セクションのスタッフと一緒にひとつのことに取り組み、入居者さまの笑顔で溢れるラヴィーレ小田原の良さを知っていただければ嬉しく思います。またご入居者さまが喜んで下さるイベントを企画し、発表していきたいです。

【メンバーの想い】

今年新卒で入職しました大澤と申します。
このたび『未来5』としてダンスを発表するにあたって、多くの練習をしました。今回の発表を通して何かを成し遂げる経験を得ることができ、忘れられない思い出になりました。

ケアスタッフの多川と申します。
最初に『未来5』としてダンスを披露することが決まったときは、第一にご入居者さまは喜んでくれるのだろうかと不安でいっぱいでした。ですが当日ご入居者さまの前でお披露目すると、想像以上に反応が良く、何より普段レクリエーションにご参加されない方々が心の底から笑ってくれたのを見て、本当にやってよかったという達成感と、これを機にご入居者さまがレクリエーションに対してさらに意欲が上がるのではないかと強く思いました。またスタッフ同士でも普段やらないことを一緒に練習することで、前より一層チームワークが深まり、ご入居者さま、スタッフともにプラスに繋がるようなお祭りでした。また機会があれば参加したいと思っております。

ケアスタッフの小長谷と申します。
今回のホーム体験会で『未来5』の活動に参加して感じたことは、ご入居者さまの喜ぶ顔を見ることができてとても嬉しかったこと、チームでやりとげることの楽しさでした。自分自身ダンスにまったく自信はなく、最初は恥ずかしい気持ちがありました。それでも他のスタッフの練習を見て、自分はやる気が足りないなと思い、恥ずかしがっている場合ではないと感じました。ダンス自体あまり経験がないので難しさを感じながら練習をしていましたが、遠くにいる人にもわかるように大きく動いてみようなど、自分なりに考えながら徐々に覚えることができました。また、練習の様子を見ていたご入居者さまが「上手になったね、かっこいいね」などと言って下さることがとても励みになり、他のご入居者さまも本番で喜んでくれるのではないかというモチベーションになりました。当日踊りながらたくさんのご入居者さまの笑顔を見たときに、嬉しさから自然と笑顔で踊ることができました。一緒に協力して支えて下さったスタッフの方々に助けられたなと感じており、感謝しています。チームで協力するというのは普段の仕事にも活かされることだと思うので、この経験を大事にして、ケアスタッフとして成長していきたいと思います。

【ホーム体験その② 訪問マッサージ】

日ごろお世話になっている「つむぎ治療院」の鈴木先生にご協力いただき、特別ブースで当日お越しいただいたご家族さまにマッサージ体験をしていただきました。「気持ちよかった」「体が軽くなった気がします」など、施術効果を実感していただけたと思います。鈴木先生、ホーム体験会の趣旨にご賛同のうえ、快くご参加いただき、心より感謝いたします。ありがとうございました!

【未来の介護】

今回のホーム体験会の背景には、未来社会を見据えた「未来の介護」の取り組みから、業務の効率化を達成し、そこで創出した時間をご入居者さまの楽しみや喜びのある生活につなげたいとのホームの目標がありました。そこで、どのようにして業務が効率化できたのかを、実行委員のスタッフからお話しさせていただきました。

ホームがこれまで導入してきた介護記録システムや、

睡眠状態を把握してより良い睡眠を目指す「眠りSCAN」、

全身を芯まで温める微粒子シャワーの入浴設備「美浴」、申し送りの質を変えた「LINE WORKS」などについて、介護現場で実際に使用している当事者であるケアスタッフから直接ご説明させていただきました。

【未来型ロボットと共存するコミュニティ】

未来の社会において多世代交流を通じて未来型ロボットと人間が共存するコミュニティの場=『未来カフェ』を、ここラヴィーレ小田原で実現したいとのスタッフの声に触発されて、最先端テクノロジー搭載の未来型ロボット「LOVOT」(ラボット)に多くのスタッフが注目し、ホームに導入した場合の入居者さまへの効果について、子細に想定した提案書が発案されました。

ケアスタッフの川添と申します。
この度、ホーム体験会でラボットの紹介をするということで、再度ラボット紹介メンバーでカフェを訪れて、いっぱい写真を撮ってきました。みなさまにラボットの可愛さを少しでも伝えられえるように、段ボールではありますが、お手製ラボットを作成しました。手触りにもこだわり、外は洋服をイメージしてフェルトで再現しました。あとは、なんといっても可愛い目です。こちらはケアスタッフの長﨑さんがたくさん工夫して作って下さいました。最後は自分のこだわりで、手を振って喜ぶ仕草を再現したく、手動ではありますが、上下に手を動くように加工しました。少しでもラボットに興味持っていただければ幸いです。

ラボットの紹介を担当させていただきました長﨑です。
ラボットは何ヵ月か前に知ったばかりで、最初はまったく興味がありませんでした。未来の介護におけるテクノロジーの活用で、見た目は確かに可愛いけれど、なぜラボット??と、よく理解できませんでした。そんなとき、一人の先輩ケアから「家族型ロボット」といって名前を読んだら近寄ってきたり、泣いたりして、介護現場でも一部導入されていると教えてもらい、「一度本物を見てみたい」と思うようになりました。そこで、もともとラボットを知っていたケアスタッフふたりと一緒に現物のラボットを見に行きました。実際に会って触れてみると、その温かさや反応などに感動してしまい、ぜひホームにもお迎えしたいと心から思いました。このたびラボット紹介の一員にさせてもらい、そんな思いを写真や文章にまとめてみました。一緒にまとめたケアスタッフの協力もあって、可愛く、わかりやすい資料ができました。入居者さまやそのご家族さまにも見ていただくことができて、本当に嬉しかったです。

ケアスタッフの佐賀と申します。
今回、ラボットの掲示物で準備に参加させていただきました。もともとラボットの存在は知っていましたが、導入に向けて一歩前に進める機会に自分が関わる事ができるなんて思ってもみなかったのでとても嬉しく思います。「あのご入居者さまはこんな反応かな」「こういう場面で役立ちそう」など想像し心躍らせています。

今回のホーム体験会は、ご入居者さまの“笑顔”を想像し、スタッフたちも時には汗を流し、いろいろなアイデアを出し合いながら準備段階から頑張りました。そのかいあって「良かったよ!」「楽しかった」「ありがとう」など嬉しいお言葉とたくさんの笑顔のご入居者さまを拝見することができました。このような機会を与えていただき、スタッフにとっても“感謝の1日”となりました。

【仮想未来カフェ開店】
隠れた観光案内所ともいえる小田原の名店「ケントス珈琲」の店主、平井様にご協力いただき、ブレイクタイムには仮想未来カフェ『ケントス珈琲inラヴィーレ小田原』を開店し、日ごろはなかなかお飲みいただけない自家焙煎のコーヒーやクリームソーダをご提供させていただきました。

ケントス珈琲は小田原の歴史や魅力を伝えるコミュニティカフェとしての機能も併せ持つ喫茶店で、店主の平井様の小田原を巡る造詣の深さに感嘆し、優しい眼差しとお心遣いにいつも癒されています。今回もホームの企画にご賛同いただき、ご協力をいただけたことに心より感謝いたします。平井様、美味しい珈琲をありがとうございました!

【ホーム体験その③ 参加型音楽プログラム】

これまでコロナ禍で導入できなかった音楽プログラムの体験会を実施することができました。以前お世話になったリリムジカのミュージックファシリテーター湯山様をお招きして、生伴奏による参加型音楽プログラムを今回のホーム体験会の最終演目としました。

楽しみながら「できること」「意欲」を維持し、スタッフとともに「ポジティブな一面」を見出すプログラムは、期待をはるかに超えて大盛況でした。プログラムはこれからホームに導入する予定で、入居者さまの健やかな毎日と自立支援をサポートしていただけると確信しています。湯山様、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

【ホーム体験会実行委員長より】

レク委員長の下田と申します。
今回、ホーム体験会を企画段階から関わって感じたことは、準備や企画を実行する際の段取りの大切さです。企画の段階での話し合いがスムーズにいかなく、全体像がなかなか固まりきらず、準備に割く時間が減ってしまったことが印象として残っています。

それでも、スタッフはみんな高い熱量で準備に奔走し、励まし合って当日を迎えることができました。その結果、ご入居者さまには概ね楽しんでいただけたと思うので、今後も継続できたらと思います。また、ホーム会場の壁面に「ありがとうカード」を水平展開し、スタッフ同士が「ありがとう」のメッセージを交換しましたが、今回のホーム体験会では多くのスタッフが、ひとつの目標に向かって一致団結する楽しさや喜びを感じることができたと思います。私たちラヴィーレ小田原が目指すものが見えた気がします。

【終わりは始まり】

スタッフの熱い思いがご入居者のみなさまに少しでも届いていたら、これに勝る喜びはありません。

ご入居者さまの笑顔は私たちの喜びです。

最後になりますが、ホーム体験会の趣旨にご理解とご協力をいただいたすべての関係者のみなさまに、心より感謝申し上げます。

秋のホーム体験会の長い後日談を、最後までお読みいただきありがとうございました。

私たちは「未来の介護」の取り組みを、さらにその先に進めてまいります。

引き続きラヴィーレ小田原を、みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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