本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年1月3日
ホームだよりをご覧のみなさま、あけましておめでとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア ラヴィーレ小田原 ホーム長の肥留間です。
昨年はコロナ感染症を通奏低音として、世界情勢も不安定となり、紛争による物価高や加速する少子高齢化の問題など、わたしたちの生活に深刻な影響を与えるだけでなく、未来にも大きな不安を感じさせる一年だったと思います。そのような暗い社会情勢や不安の中でも、ご入居者さま、ご家族さま、関係者のみなさまのご尽力のおかげで、新しい年を、コロナウイルスによる感染もなく無事に迎えることができました。厳しい状況の中、力強いご支援をいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
年が明けた令和5年も、コロナウイルス感染に加えてインフルエンザの流行など、予断を許さない状況ではございますが、圧倒的な当事者意識を持って対応するとともに、介護に従事する私たちに課せられた使命は何かと絶えず問いかけ、いまを生きるご入居者さまに、少しでもその方らしい、彩り豊かな時間、喜びのある生活を送っていただけますよう、本年もホーム一丸となって取り組みを進めてまいります。
引き続きご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新年の始まりは一品一品を縁起物に見立てたおせちで、入居者さまの今年一年の健康と幸福をお祈りいたしました。
・お赤飯…邪気払い
・きんとん…金運・勝負運
・黒豆…元気に働く
・伊達巻…学業成就
・紅白なます…おめでたい
・数の子…子孫繁栄
・昆布巻き…健康長寿
・里芋…子孫繁栄
・お雑煮…心も体も温まる
・煮しめ…家族仲良く
・海老…健康長寿
1月2日には昼食に「ニューイヤーランチ」をお召し上がりいただきました。
金目鯛のポワレに3種のオードブルを添えて、パン、スープ、デザートをご提供させていただき、食の楽しみをご満喫していただきました。
季節の行事やお祭りのときにごちそうを食べるという、行事と食事には深い結びつきがあります。季節の変わり目や人生の節目、農作物がたくさん実ること、健康でいられること。そして何より、ご家族さまを含めたみなさまに幸せが訪れることを、ラヴィーレのこだわりとして、料理に込め願ってきました。季節を感じる旬の食材と栄養バランスに優れた健康的な行事食を、今年も職員の笑顔とともにお楽しみいただければと思います。
今年はラヴィーレ小田原でも「子ども食堂」の開催を予定しています。
入居者さまと地域のみなさまが気兼ねなく寛げる交流の場として「子ども食堂」を展開し、これまで社会を担ってきた入居者のみなさまと、未来を拓く地域のお子さまたちとの交流を促進していきたいと思います。入居者のみなさまは、人生の最後の役割として、ご自身が生きた時代を伝え、未来を託したいと本能的に願っているのではないかといつも感じます。人は過去現在未来の連続した時間を生きています。人から人へ、現在から未来へ、その連続性を繋ぐ場所にラヴィーレ小田原がなれるよう、準備を進めてまいります。
今年もラヴィーレ小田原を、どうぞよろしくお願いいたします。
