認知機能は改善する?!
2024年11月29日
皆様、こんにちは。
いつもケアハウスあいおいのホーム便りをご覧いただきありがとうございます。
NHKの「クローズアップ現代」に認知機能の改善する秘訣について紹介されました。
神戸大学大学院と神戸学院大学が行った研究で、今年の9月に研究成果を論文発表された
ものがベースになっています。
ポイントは、多因子(運動、脳トレ、栄養管理、生活習慣病の管理)で介入することによって
高齢者の認知機能(頭の働き)を向上させる効果があることの実証されたもので、
フィンランドでの発表はありましたが、国内におけるデータでの研究発表は初めてでした。
そして、この研究にはSOMPOケアが協力しております。
神戸大学のプレスリリース↓
https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/20240904-65931/
NHK「クローズアップ現代」においても、
高齢者の認知機能が向上するのは、
・「運動」「食生活の改善」「脳を鍛えるゲーム」「生活習慣の管理」を行うこと
・「これらの方法を複数個 組み合わせること」と「継続すること」
と紹介されておりました。
<食生活の改善>
表にある10品目のうち、1日で7品目以上を取るのが理想とされます。
魚介類や肉、大豆製品であれば、手のひら1つ分が1日の摂取量の目安になっています。
<運動>
週に一度、筋力トレーニングと有酸素運度をあわせて50分行う。
→日常生活に必要な筋力や持久力を鍛える目的です。
また、頭を使いながら体を動かす運動、「二重課題運動」を20分行う。
→例)左右にステップしながら、3の倍数で拍手する
<認知機能を鍛えるゲーム>
脳を鍛えるゲームを1日30分、週4日以上行うことが目安とされました。
→例)新聞の中から特定の漢字を探すトレーニング。
「木へんの漢字」「さんずいへんの漢字」「くさかんむりの漢字」など、
自分で決めた条件に当てはまる漢字を探していきます。
<生活習慣の管理>
一日の運動量や睡眠を把握し、生活習慣を見直す。
→いまの自分の運動量に加えて10分多く体を動かすことを目標にしましょう。
→ただ睡眠を取るだけでなく「質の良い睡眠を目指す」
詳細は、クローズアップ現代の取材ノート↓
https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic150.html
今後、どんな対策をどう組み合わせれば効果が高いかをさらに研究していくと
話されていました。
介護予防とは、
「要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、
そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、
さらには軽減を目指すこと」と定義されております。
(厚生労働省 介護予防とは)
介護棟のご入居者様は要介護状態の方々ばかりですが、
定義のとおり、悪化させず、軽減されるように
取り組んでいけたらと思います。
ケアハウスあいおい
介護職員 佐藤 ゆかり
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
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※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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