ホーム長piece53~どの立場で考えるか?~
2024年4月22日
皆さんこんにちは!
地域の活動に参加してきました!
『いきいき百歳体操』
高知県で開発された体操で
全国に広がり、地域(地区)ごとで行っている活動です。
その中で、定期的に行われる体力測定のサポートを
行ってきました!
皆さん、本当にお元気(^^
コロナの流行で取り組みができていなかったそうで
今後は、活動を再開していく中で
地域の介護事業所などがサポートする仕組みを
西区では行っていくとか。
そんなの、協力しない理由がありません!
と、いうことで今後も定期的に開催される体力測定の
サポートに勤しむホーム長、甲斐です。
1日でも長く在宅生活を続けて頂くために
皆様、是非ご参加ください!
さて
最近、スタッフと話す中で
そうだよな~
と、感じることがあります。
私たち介護従事者が
日々の支援をさせて頂く時に
「どの立場で考えるか?」
ということ。
わかりやすく言うと
その支援、考え、意見、対策、対応は
「ご入居者様の立場』
なのか
『スタッフ、ホームの立場』
なのか
どの立場に立って物事を考えているのか?
と、いうこと。
限りなく、私たちは
「ご入居者様の立場』
で、物事を考えていかなければいけません。
その立場を間違えずに、考え続ける必要があります。
日常生活で困りごとがあり
何に困っていて
(食事・入浴・排泄・認知症状などなど)
どうすることで解消できるか?
(必要な介護や認知症の方に対する関り方など)
を
「ご入居者様の立場』
で、考える必要があります。
これを
『スタッフ・ホームの立場』
で、考えてしまうと
問題の本質がズレてしまい
本来の困りごととかけ離れた対応になったり
ご入居者様の「できる」能力を奪うことにも
なりかねません。
たくさんのご入居者様の生活を支えるために
様々なお手伝いをさせて頂いています。
細かいスケジューリングを立てて、支援させて頂いています。
マンパワーも限りがあるので
叶えることが難しいこともたくさんあります。
ですが
物事を考える時に
私たちが忘れてはいけないのが
「ご入居者様の立場」
で、考えることです。
例えば
トイレで「できる」のに
安全を優先して
「オムツ」対応に切り替えます。
という対応をとるとします。
これは果たして「ご入居者様の立場」で
考えた対応と言えるでしょうか?
ご入居者様の立場で考えた時に
「トイレでできる」
けど
「○○なことから転倒のリスクがある」
というご入居者様の困りごとを考え、対応策を検討することで
トイレでの排泄を続けることができます。
安全優先なのもわかりますが
ご入居者様の「できる」を、奪ってしまうことは
ADLやQOLの低下につながります。
介護事業所、特に「施設介護」では
この立場が
「スタッフ・ホームの立場」
に、なってしまうことがあります。
一斉にトイレへ案内する
(本当にその時に行きたい?)
「ちょっと待ってください」の連呼
(いつ行くんですか?)
「また後で」詐欺
(忘れずに行ってる?)
「危ないからダメ」の説教
(危ないなら一緒にやれば?)
「一人で立てない(食べれない)から対応を変えます」の怠慢
(本当にできる方法がないか考えましたか?)
「○○で良いんやと言われたからしなかった(できなかった)」という責任転嫁
(認知症のせいにしていませんか?)
・・・挙げればキリがありませんが
色々と立場がおかしくなっている発言や行動、対応がたくさんあります。
私たちは、限りなく「ご入居者様の立場」に立って
考え続けなければいけません。
1日でも、1瞬でも笑って、穏やかに過ごして頂けるために
私たちはご入居者様にサービスを提供させて頂いているということを
忘れてはいけません。
できないこともあるかもしれません。
しかし
立場は間違えてはいけません。
皆さんはどの「立場」で、考えていますか?
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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