ホーム長piece㉗~身体介護その1~
2023年10月16日
皆様こんにちは。
先日、コーチをしているバレーチームの練習試合がありました。
食事休憩で、ご飯を買いに行こうとしていたら
別チームの保護者から突然
「有瀬にあるグループホームの施設長さんですよね?」
と、話しかけられました。
「以前入居していた〇〇の孫です!
バレーボールのコーチをしていると親から聞いたことはあるのですが
まさか、こんなところでお会いするなんて~!
入居中はお世話になりました!」
お孫様のお子さんもバレーチームに入っているそうなのですが
本当に、思いもよらないところでお会いしました(^^;
でも、入居中のことを笑顔でお話をして頂けたことは
良かったです!
ホクホクした気持ちで、コンビニでご飯を買い
信号待ちをしていると、なんとも不思議な自転車がいたので
思わず写真を撮ってしまいました(汗)
※写真参照
あんな自転車でどこまで行くんだ?
予期せぬことが多々あった、とある休日を過ごしたホーム長、甲斐です。
今日は少し、現場のお話を。。。
介護の現場では、お体の状態が様々な方がいらっしゃいます。
元気な方もいらっしゃれば、お体のどこかが動かしづらい方もいます。
後者の方に対して、私たちはお手伝いをさせて頂くことが多いです。
身体的なお手伝いを「身体介護」とか、それに伴う技術的なことを
「介護技術」とか、言ったりしますが
これの根本的なお話。
私たち介護の仕事をしている者でも、中々難しいとか
どうやったら良いんだろう?
とか、迷ったり悩んだりするものです。
体格差や、男女の力の差とかで「中々できない」と
感じる人も多いです。
ですが
よくよく考えてみてください。
体の構造は、体格や男女の違いこそあれ
人はみな「同じ」です。
歩く原理も、立ち上がる順番も、色々と体を動かす時
人はほぼ同じように動きます。(全てとは言いません)
と、いうことはどういうことか・・・。
自分が体を動かすこと原理を考え、理解し
ご入居者様のお手伝いをすることで
お互いに負担の少ない介護ができるということです。
でも
現場に立つと、これを考えない人が多いのが現状です。
全く違う方向に力を入れる
(そりゃ動かない)
ご入居者様ではなく、スタッフのタイミングで動き出す
(タイミングが合わなけりゃご本人様も力が入らない)
結果
「難しい」
「立って頂けない」
「寝返りができない」
「自分の腰が痛い」
と、なります。
様々な現場で、私に対して
「力があればできますよ」
とか
「男性だからできるんですよ」
とか、たくさん言われたことがあります。
が
私自身、もちろん力が必要と感じる方もいらっしゃいましたが
ほとんどの方に対して、力を使った身体介護を行ったことはありません。
今でこそ、あまりやる機会は減りましたが(それでも時々やります)
自分の体がどう動いているのか?
重心が移動するタイミングは?
寝返るときはどこから動かし始めて、どの順番でうごく?
歩くときは手から動く?足?腰?
ご入居者様と同じような状態だったらどう動く?
色んなことを考えました。
時には、歩いていてふと思い出したように考え始め
商店街のど真ん中で、どう動いているかわからなくなり
身体が硬直することも(汗)
身体介護を行う上で、何よりも大事なことは
自分が動く力の流れ、順番、重心など様々なことを可能な限り理解し
それを、お手伝いさせて頂く方に対して体現すること
だと、考えます。
是非、皆さんもとても暇な時があれば
自分がどのように立つかを深く考えてみてください。
足の位置、膝の角度、両足の幅はどうなっているか?
立つときに、どこから動き始めるか?(頭?上半身?足?)
重心が最初はどこにあって、重心がどう動いた時に、どこに力が入るか?
どのタイミングでお尻を浮かし、足に力を入れているか?その時の頭は?
上半身の角度は?
すごく細かく考えてみると、意外とわけがわからなくなりますwww
ですが、少しでも理解が深まると
身体介護の負担がお互いに減りますので
介護する側は体も楽になりますし
介護される側も、変に力を入れられて痛い思いをしなくて済みます。
そんなことを、昔はしょっちゅういろんなところでやっていた私。。。
突然始めるものですから
「あの人、変な人じゃない?」
と、周りから思われたでしょうし
「ちょっと、こんなところでやめてよ!」
と、妻からよく怒られました(;゚Д゚)
・・・自宅でやってみることをお勧めしますm(__)m
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