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ホーム長piece㉑~接遇で大事なことその3~

2023年9月4日

皆さんこんにちは。

先日、家族で公約通り「テニス」してきました。

初心者の僕と長女

経験者の妻(中学校時代)

一応、経験者の長男

勝手に審判台に上がりジャッジする次女www


真似事から入る私は、何となくTVで観るプレーをイメージしてみたり
何となくプロの方のように、「あーーっ!」と、声を出して打ってみたり(汗)

でも、それなりに返球ができたり
息子も驚くようなサーブが入ったり

スポーツ関連の仕事に就いたほうが良かったのではないかと
思ってしまったホーム長、甲斐です。

スポーツ万能。私にピッタリな言葉じゃないかと思いましたwww

家族でスポーツ、良いですね!

案の定

私、妻、長女はその日のうちに筋肉痛(汗)



・・・カッコ良い。

いっちょ前にテニスプレーヤーな姿。



長女は、多感なお年頃なので掲載はご遠慮してますm(__)m
※写真左端の黒い物体が長女ですwww



さて



今日は接遇で大事なこと~その3~と、いうことで

その1でも触れましたが

「近づく前に気づいて頂く」を、もう少し掘りさげたいと思います。



これはですね、介護業界では、本当にたくさん目につきます。

当然、私のホームでもよく見かけます。
(個別に今後スタッフにもお伝えしていく予定)

私もスポーツをしていて痛感しますが
年を重ねるほど、当然ながら反応は遅くなります。

イコール、誰かが近づいても気づくのは遅くなります。ご高齢の方は尚更です。

高齢者の方々は、様々なことに「遅れ」が生じます。

このことを理解し、その上で関わるということが

非常~~~に大事です。







中々、このことを理解できない方が多いというのが問題。

どうしても、自身の感覚やタイミングで関わり、援助を行ったり
気づいてもらえていると「勝手に」思っている介護スタッフが多いです。

1番関わる上で大切な瞬間でもある、お声をかけ、近づくときのタイミング。
この時に

声をかけ「ながら」
近づき「ながら」
手を差し伸べ「ながら」

介護を必要とする高齢者の方に「気づいて頂く前」に、近づく職員の多いこと。。。

気づいてもらえていると「勝手」に思って対応していることが多いです。
※当然、そうではないこともあります。


気づいて頂くためのポイントは
①最低でも1m以上の距離から目と目を合わせ
 「ん?私に用事があるの?」と、気づいて頂く
②遠くからお声かけをして、自分のことに「気づいて頂く」
③①②を踏まえ、ゆっくりと近づく
④目の前に行く手前から「目線」を合わせていく

状況によって様々ですが、ざっくり言うと、この4つができれば良いかと考えます。

これを全てすっ飛ばして急に近づくものだから
介護が必要な高齢者の方、認知症を患っている高齢者の方は
・気づかない
・急に来るからビックリする
・混乱する
等など、色々なことが生じてしまい、快く受け入れてくれなかったりするという
結果になることがあります。

何度も言えることです。

何の前触れもなく、一気にパーソナルスペースの中に
入れるのは、家族や親しい間柄にある方とだけです。
それ以外の方が急に目の前に来ることは
日常生活の中では本当にないと思います。





例えばですが・・・
私が、皆さんの目の前、鼻と鼻が触れるくらいの距離に
何の前触れもなく急に近づいても良いですか?





・・・絶対嫌だと思います(;・∀・)



介護職員の方が、日頃やっていることは
そういうことです。

もちろん、そうでない方もたくさんいらっしゃいます。

全ての介護職員が、そうなればもっと良い介護ができます。

介護技術や、認知症などの知識を習得することはもちろん大事です。

でも

それ以前に、もっと大事なことがあるということを

私も含め、もっともっと考えていくことが必要だと思います。

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