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ホームの日常

ホーム長piece⑱~何を想い、聴いたのか~

2023年8月15日

皆様こんにちは。

昨日もお伝えしましたが
皆様、くれぐれも不要不急の外出はお控えください。

本日は、早朝から出社し
・建物のチェック(被害はないか?)
・ご入居者様の状況確認
・出社予定スタッフへの連絡と必要なスタッフのお迎え
 (こんな天候でも、協力頂くスタッフには感謝しかありません)
等など、色々と動いていました。
7:00頃に出社し、建物確認ではびしょ濡れになったり
(そうなることを想定して、濡れて良い恰好していました)
この後の天候がどうなることかと不安になっていると
1本の電話が・・・

「お~、もう出社してるの?PC開いたら来てるのわかったから」
「早いね。俺も今着いたとこなんだよ」
「そっちは大丈夫?こんな天気なのにごめんね!ありがとう!」

と、西日本第二本部、本部長様から激励の電話をいただきました!

不安が吹き飛び、笑顔でご入居者様とあいさつができたホーム長、甲斐です。


そんな台風で大変な日ですが

どうしても、忘れてはいけない日なので
発信させて頂いています。

78年前の今日は、「終戦の日」です。
昭和天皇が、ポツダム宣言を受諾し
終戦を告げる「終戦の詔書」を朗読しました。
その声は、ラジオで流れ「玉音放送」と呼ばれています。

私が小学6年生の時に
当時の担任の先生からその音声をテープで流してくれたことを
今でも覚えています。

この年になって、その時の放送を考えると

年齢や性別、立場や考え、その時の自分の状況など

色々な方が、色々な想いで昭和天皇の声を聴いていたんだろうなと
想像します。

負けを認めたその時の、国民の受け止め方は
まさに千差万別だったと思います。



当時の「玉音放送」
宮内庁のホームページでも聴くことができます。



https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/syusen/syusen.html



容易に聴ける内容ではありません。
内容を訳した文面がありましたので、以下に記しています。
是非、一読ください。

私は、日本で戦争が起こったということを
実体験としてはないですが
忘れないようにしていきたいです。


「玉音放送の内容」
※長文です。
※現代語訳は様々なものが存在します。

私は、世界の情勢とわが国の現状とを十分に考え合わせ、非常の手立てをもって
この事態を収拾しようと思い、私の忠義で善良な国民に告げる。
私は政府に対し、アメリカ、イギリス、中国、ソ連の4カ国に、
四国共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告させた。
そもそもわが国民が健やかに、安らかに生活できるよう心がけ、
世界の国々とともに栄えその喜びを共有することは、歴代天皇が手本として
残してきた教えで、私も常に念じてきたところでもある。したがって、
さきに、アメリカとイギリスの二国に宣戦布告した
理由もまた実に、わが国の自存とアジアの安定を心から願ったためであって、
他国の主権を押し除けたり、領土を侵したりするようなことは、
もちろん私の意志とは異なる。
しかしながら、この戦争が始まってすでに4年がたった。陸海軍の将兵は勇戦奮闘し、
多くの役人たちも職務に励み、一億国民も各職域に奉公してきた。
それぞれが最善を尽くしてきたが、戦局は必ずしも好転せず、世界の情勢も
また我々に不利である。そればかりでなく、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、
多くの罪なき人々を殺傷し、惨害がどこまで広がるかはかり知れない。
なおも戦争を続けるなら、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、
ひいては人類の文明をも打ち壊すことになるであろう。
そのような事態になれば、私はどうして我が子のような国民を保護し、
歴代天皇のみたまにお詫びできようか。
これこそ、私が政府に対し、ポツダム宣言に応じるようにさせた理由である。

私は、わが国とともに終始アジアの解放に協力した友好諸国に対し、
遺憾の意を表明しないわけにはいかない。わが国民のうちで戦死し、職場で殉職し、
不幸な運命で命を落とした人々やその遺族に思いをはせると、まことに悲しみに耐えない。
また、戦争で傷を負い、戦禍に遭い、家業を失った人々の厚生を考えると深く心が痛む。
思うに、これからわが国が受ける苦難は尋常ではないだろう。わが国民の心中も
私はよくわかっている。しかし、時世の移り変わりはやむを得ないところで、
耐えがたいことを耐えて、忍び難いことも忍んで、未来の平和を
実現するために道を拓いていきたい。
私は今ここに、国体(天皇を中心とする秩序)を護持し得て、忠良な国民の真心を信じ、
常に国民とともにある。もし激情にかられて、みだりに問題を起こしたり、
同胞が互いに相手をけなし、おとしいれたりして時局を混乱させ、そのために
人間の行うべき大道を誤って世界から信義を失うようなことがあれば、
それは私が最も戒めたいことだ。全国民が家族のように仲良く分かち合い、
長く子孫に受け継ぎ、わが国が不滅であることを固く信じ、国の再建と繁栄への任務は重く、
その道のりは遠いことを心に刻み、持てる力の全てを未来の建設のために注ごう。
道義心を大切にし、志を強固にして、わが国の美点を発揮して、世界の進歩に遅れないよう
努力しなければならない。
わが国民よ、私の意のあるところを十分汲み取って身につけてほしい。

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