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ホーム長piece⑫~何事も繋がっている~

2023年7月10日

皆様こんにちは。

先ほど、見学対応が終わりまして
無事に、お申込みを頂きました!

質問を受けている時に、私からお伝えした内容で
思わず「そう言って頂けるなんて・・・」と
涙を流されるご家族様がおられました。(もちろん、良い意味で)
私としては、いつも思っている・考えていることで
当たり前と思っていることだったのですが
ご家族様としての視点で考えると
そうではなく、気を張って頑張ってやってこられていたんだということと
施設のルールや、管理者の考え方でも千差万別で
ご本人様やご家族様が求める潜在的ニーズをしっかり聞いて対応することが
大切だと、改めて感じたホーム長、甲斐です。

もちろん、そんぽの家GH神戸伊川谷でもできないこともありますが
可能な限り、ご本人様はもちろんご家族様への支援や
協力を、これからも私の、ホームのできる範囲で全力で対応していこうと
改めて心に誓いました。



さて、



中学生になったバレーボールの元教え子が
以前から「踊っこ」のチームに入っていて
(よさこい等の踊りをするチームです)
先日、高砂市の商店街イベントで踊るという情報をキャッチし
観に行ってきました!
リズムに合わせて、迫力満点の踊りに圧倒されました。

小学生の頃から
踊っこのチームにも入っていたのですが
正直、バレーボールではリズムもへったくれもなく
「猪突猛進」な感じの子で
恐れることなくボールに向かっていける子ではありましたが
決して、タイミングを合わせてとかできるわけでもない子でした。

先日、踊りを観た時に
「こんなにリズムもとれるのに、なんでバレーで活かせなかったんだろう」
と、改めて思いました。
これは、私の指導力不足な点ももちろんあったんだろうと思いますが・・・。

以前にも触れましたが、私はサッカー小僧でした。
バレーボール初心者で指導を始めましたが
スポーツの共通点は多くあり
それを活かせたと自負しているので
ある程度のプレーもできるようになりましたし
指導もできるようになりました。(まだまだですが)

仕事でも、プライベートでも
よく、色々なことを「分けて」考える人が多いと感じます。

例えば、先に挙げた元教え子。

「踊り」と「バレー」を分けて考えているので
応用が利かなかったのだと考えられます。

これ

「介護」でもよく見受けられます。
最近、挙げさせて頂いている「接遇」なんかまさにそうですね。

自分が日頃受ける他者やお店の方から受ける「対応」

自分自身がサービスや介護を提供するときの「対応」

これを「分けて」いる方の多いこと。。。

自分がサービスを受ける時
他者と関わる時に

①「顔と顔の距離が数センチ」で、他人と話をしますか?
②後ろから急に肩を叩きながら「おはよー!」とか「〇〇さん」とか
 話しかけますか?
③「あっちです」「こっちです」とか、よくわからない感じで
 案内されますか?
 ※後日、「あっちこっちそっち事件」で、詳しく取り上げます。

・・・ないと思うんですよね。
100歩譲って、許されるのは「家族」とか「恋人」とか「親友」とか
すごく親しい間柄だから許されることだと思います。

なのに

これが「介護」という言葉が付いた瞬間
関係性がおかしくなってしまいます。
①~③が、溢れています。
親しき中にも礼儀あり。
私たちは、家族のように接することも必要ですが
それ以前に、「サービスを提供する」側と「サービスの提供を受ける」側です。
お客様という認識のもとで、対応をすることを前提として
その中で、必要なスキンシップだったり
冗談を言い合うことは、仕事をする上で必要だと考えますが
それを無視した対応が非常に多いのが
介護業界の悲しい現実です。

1つひとつのことを「分けて」考えると
このような現象が起きます。
「自分がやる仕事」と、「自分が受けるサービス(接客)」を
分けて考えているのだと思います。

接遇については、弊社でも研究発表という形だったり
研修動画なでも取り上げられますが
そんぽの家GH神戸伊川谷では
この「接遇」については

・明確な基準を設ける(所作や言葉遣い」
・一定の評価を行ってスタッフの得手不得手を共有しあう(ホーム長と)
この2点を行いながら、強化していこうと考えています。

家族のような関係性ややりとりが必要なことはわかっています。
しかし
「その前」に、サービスを提供する側(スタッフ)と受ける側(ご入居者様やご家族様)
であるということを
ここでもう一度、ホームとして再認識する必要があります。

物事は「分けて」考えるのではなく
「繋がっている」、「他のことに応用や活かすことができる」
という視点や考え方を、私は常に持ち続けていきたいと思います。

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