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ホーム長piece⑩~接遇で大事なことその1~

2023年6月26日

皆様こんにちは。

続けれるかどうかと思いつつも
このホーム長piece・・・
10回目の投稿となります!

発信するだけで
誰も読んでいないんじゃないかと
大きな不安を抱えつつも
誰か1人でも読んでくれればと
そんな期待も持ちながら
期待と不安の中、震える指でタイピングしている
ホーム長、甲斐です。

先日、接遇のことに少し触れた時に
私が大事に考えている接遇のあれこれを
皆様にもお伝えさせて頂けたらな~なんて思いましたので

接遇のあれこれを、このpieceの中で
お伝えさせて頂けたらと思います。

本日は、接遇の大事なこと「その1」として

基本中の基本です。
なのに、この介護業界ではできないことが多い大事なこと

それは

「正面から話しかける(声をかける)」

です。

これはですね、意外とできない方が多いのがこの業界。
「後ろ」から声をかけてしまうことが多いんです。

少し、話は逸れますが私は超ビビりです(汗)

仕事中も、ドアを開けた瞬間に誰かがいると
飛び跳ねて驚いています(^^;

※スタッフの皆へ
 「またまた~」とか、「いやいや、驚きすぎですよ」
 って、よく言いますが、大げさではなく
 本当にビックリしているんですよ!


・・・話を戻します(汗)


年を重ね、ご高齢になってくると
①耳が聞こえにくくなります。
②視野が狭くなります。
③反応が遅れます。

そんなご高齢者の方に、後ろから声をかけると
どうなると思いますか?

ビックリしますよね~

気づきませんよね~

そして、認知症の方は

これが原因で機嫌が悪くなることがあります。

伝えたいことが伝わりにくくなります。





「目」は、基本的に「前」を見ます。

「耳」は、構造上「前方」の音を聞くようになっています。

後ろからや、ご高齢の場合は「横」からでも

話しかけてきている「相手」が見えないことがあります。

これをですね、わかっていない業界関係者が
非常に多いです。
ボディランゲージなんて言葉があり
それらを駆使して案内したりする人がいますが



そもそも、あなたが伸ばした「手」は、ご入居者様に
見えているでしょうか?


大事なポイントは、以下のことと考えています。
①話しかける相手の正面に立って(座って)いるか?
②相手の視界に入っているか?
 (目線が下向きなら、自分はしゃがむ等)
③まずは相手に「気づいて」もらえているか?
④その伸ばした手は、相手の視界に入っているか?
⑤適切な距離(パーソナルスペース)を守ってから近づいているか?
 (日頃、急に目の前に人が来ることは家族以外ないですよね?)
主にこの5つかと考えています。
※細かいことを言えば、もっとあるのですが今日はこの辺で。。。


私がいるこの「介護業界」は
時として、私たちが普段過ごす日常と
かけ離れたことをする時があります。

私たちは、家族以外の人と接する中で
・目の前(30cm以内)で急に話しかけられることは
 ありますか?
・何の前触れもなく、急に後ろから
 「立ってください」とか言われますか?
・自分の了承を得ずに、相手の言われるがままに
 行動をとることはありあすか?

おそらく、ほぼないと思います。
ですが
介護では、何故か横行してしまいます。
不思議ですよね?

当たり前のことを、当たり前に。

私は、これからもやっていきたいと思います。
そして、このことを
皆に伝え続けていきたいと思います。

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