こんにちは!在宅老人ホーム新宿　ヘルパーの内田です。
桜の花がやっと咲きましたね(o^―^o)ﾆｺ
皆さんは花粉症は大丈夫ですか?

今日はずっとケアで困っていたことが、うまく解決したお話をします。

定期巡回で1日3回訪問させて頂いている認知症のご利用者様の居室の証明が、今主流の天井についていて、リモコンで操作するタイプの物でした。下の写真のようなタイプです。

最初のうちは、リモコンをどこかにしまってしまい、ケアに訪問する度にリモコンを探すことから始まりました。

そのうち、リモコンの操作が分からなくなり、リモコンを壊してしまいました。リモコンの操作はヘルパーがすることにしましたが、お一人の時に照明を消したいと思った時に、ブレーカーを下ろしてしまうことが増えてしまいました。

ブレーカーを下ろしてしまうと、エアコンや、冷蔵庫が消えてしまい、お部屋は寒く、冷蔵庫の食品はダメになってしまい困りました。
〝危険!さわらないで″と貼り紙でブレーカーを隠したのですが、上手に貼り紙を外して、ブレーカーを下ろし、又、貼り紙をきれいに貼り直しておられました。

困ったなぁ…何か良い方法はないかしら…と、毎日他スタッフと話していたある日、夕方のケアで訪問した時に、ご利用者様が天井から下がった火災報知器の紐を引っ張りました。

もしかして照明をつけようとしたのでは?と思い、普段使用していないお部屋の昔の紐式の照明と交換してみました。(火災報知機の紐は、引っ張らないように天井につけました)
すると、今まで悩んでいたことが、嘘のように当たり前に操作をして、ブレーカーを下ろすことは無くなりました。

21時の最終ケアに伺うと、お部屋は暖かく、ご自分で照明を消してベッドで休まれています。

定期巡回での1日数回の訪問にて、ご利用者様の生活に寄り添ったケアをさせて頂いているからこそ、発見できた解決策だったと思います。



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