あるご利用者様 ライフライン
2025年8月25日
お一人で暮らしているあるご利用者様。定期的にご家族も訪問されています。
会いに来ていた息子さんから、
「僕ら家族にとっても、本人にとっても、訪問介護員の人たちは、
私たちの『ライフライン』だと思っているよ」とおっしゃっていただきました。
水道や電気、ガスと同じ、日常生活を送るために必要なサービスとして、
ご家族からも信頼されていると思うと、誇らしい気持ちになりました。
近年、さまざまな理由から、一人暮らしをされるご高齢者が増えています。
こうした方々にとって、毎日決まった時間に訪問する私たちの存在は、
身体面でのお世話をするだけでなく、心の支えになっていると感じることもあります。
「あなたが来てくれるから、安心」という言葉をいただくもあります。
そして心の支えとしてだけではなく、もちろん、ご利用者様の身体面での不調を
医療につなぐ役割をすることも。
皮膚状態の悪化、通常とは違う心身状態などは、医療に伝えます。
例えば、訪問時に転倒しておられ、どこにも連絡できずにいたという
ご利用者の方もおられました。
そういう時には、連携している医師や看護に連絡したり、ご家族に連絡したり、
時には、すぐに救急搬送の手配をすることもあります。
「住み慣れた家で、安心して暮らし続けたい」
その思いを支えるのが、私たちが提供している訪問介護。
ご利用者さま一人ひとりに寄りそい、日常を支える——それが私たちの仕事です。
必要とされる限り、私たちは“ライフライン”として現場に立ち続けます。