みなさま、こんにちは。
日頃より、徳川園訪問看護の事業所だよりをご覧くださりありがとうございます◎

久しく更新できておらず、楽しみにしていてくださった方、大変申し訳ございません(:_;)
お待たせいたしました!

本日は、リハビリのために訪問看護をご利用くださっている方がおりますので、その概要をみなさまに共有出来たらなと思います(^^)

この方の訪問は、医療保険を利用して行っています。
要介護認定している方でも医療保険を使って、訪問看護がるようできるの?と思われる方もいらっしゃいますよね!

簡単に解説いたします!
実は、要介護認定をしている方でも、”厚生労働大臣が定める疾病”に該当する方は、医療保険を優先して利用します。
厚生労働大臣が定める疾病とは、末期の悪性腫瘍(癌)、多発性硬化症、重症筋無力症、パーキンソン病関連疾患など全20項目あります。

写真左の方は、パーキンソン病関連疾患に当てはまります。
また、パーキンソン病関連疾患の中でも、
ホーエル・ヤーンがステージ3以上且つ生活機能障害度がⅡ度又はⅢ度の方が対象になります。
ちなみに、ホーエル・ヤーンと生活機能障害度はパーキンソン病の重症度を表す指標のようなものです。

では、パーキンソン病とはどのような疾病か。ご説明いたします!
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質の1つであるドーパミンが不足し、手足のふるえ、筋肉の緊張によるぎこちない動作、小刻みの歩行などの症状があらわれる進行性の病気です。また、動作が遅くなったり、動作そのものが少なくなったりすることもあります。
病気の症状により、歩くことができなくなってしまわないよう、この方は私たちと一緒に日々リハビリに励まれています。

訪問看護では、歩行訓練の前の準備体操を10分、歩行器を使用した廊下の歩行を10分、運動後の筋肉をほぐすためにマッサージを数分、水分補給を行っております。病気の症状により、思う様に身体が動かせず落ち込まれていることも時折ありますが、「自分でできることはしたい」と意欲的にリハビリに取り組まれております。リハビリを始めて10カ月ほどになりますが、初めのころに比べると、歩行する時の安定感が少しずつではありますが、よくなっているように私たちは感じております。ご本人も、「今日は、いいね(^^)」と笑顔で話される日が増えています。

これからもリハビリの継続によって「自分でできることはしたい」という想いを叶えられたらいいなと思います!

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございます◎

徳川園訪問看護
看護師:簑原佐貴


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是非お問い合わせの程、お待ちしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。


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