夜間訪問介護の参考事例② 随時訪問編
2025年3月29日
お世話になっております。SOMPOケア府中 夜間訪問介護の坂本です。桜舞い散る入学式シーズンとなりましたがいかがお過ごしでしょうか。
今回も夜間訪問介護の事例をご紹介させて頂きます。今回は緊急通報時の対応について、どのような支援を行ったかの詳細をお伝えいたします。
★ご紹介の前に、コール機とペンダントの紹介をします。
こちらがコール機とペンダントになります。中身は携帯電話となっており、呼び出しのボタンを押すと初回の訪問時にご本人様がボタンを押しやすい位置に置かせて頂きます。ペンダントにつきましては、ご本人様が普段つけて頂くか、転倒が頻発する場所やトイレに置かせて頂き、呼べないことがないよう、設置しております。
★ケース1 転倒から救急搬送を行ったケース
●コール内容
「転んだので来てください。」と、コールがあり随時訪問しました。
●訪問対応(援助記録から一部抜粋)
『訪問時、お部屋にて仰向けになりお持ちでした。痛みの確認を行い、右腕に違和感があるため見させていただきました。ご家族様と電話で話していた際にバランスを崩されたとの事です。少し腫れております。ご本人様の訴えで痛みに耐えられないとのことで、救急搬送をご希望されました。救急隊に救急搬送の要請。上体を起こし、椅子に座っていただきました。座位は保てており、20分後救急隊が到着、x病院に搬送されました。』
●援助のポイントと補足
コール機とペンダントにて緊急通報が確認されると、オペレーターが要件を伺い、緊急対応の必要性があれば、ご自宅に訪問させて頂きます。無言の場合で安否確認が取れない場合は、あらかじめ決めさせていただいた入室方法で入室し安否確認を行います。今回の場合、意思の疎通が出来たので、迅速な対応により救急搬送することが出来ました。
※救急搬送の場合、送り出しの支援のみ対応しており、ご家族様などに搬送先の病院で付き添いが必要となります。
★ケース2 ご家族様から連絡があるケース
●コール内容
ご主人より排泄介助の依頼のコールがあり随時対応致しました。
●援助内容(援助記録から一部抜粋)
『訪問時、ベッドに横になられておりました。ご挨拶後、物品をご用意し、おむつ交換を行いました。ズボンが汚染、お体を洗浄後ズボンのお取り替えを行いました。ご本人様にクッションや寝具の位置の確認を行ってもらい安楽な姿勢になって頂きました。その他ご要望がないか確認し、ございませんでしたので退出いたしました。』
●援助のポイント
こちらのケースでは、ご本人様ではなく、ご家族様が直接連絡されたケースでした。特に最近よくあるケースが、ご家族様が遠隔でカメラでご本人様みており、お電話されることもありそのような際にも対応しております。緊急通報時には、一番近くの訪問員がお宅に訪問し援助をさせて頂きます。緊急通報が重なる場合は、緊急性の高いものから対応させて頂き、お時間を有する場合があります。
●補足 「訪問が難しいケース」
随時訪問は基本的に身体介助となります。「リモコンを落としました」「明かりがつけっぱなしです」といったような内容のコールでは訪問のヘルパー稼働は出来かねます。
以上となります。夜間訪問介護は、24時間対応も可能で、安心してご自宅で生活を継続されたい方にお勧めのサービスです。特に、転倒などの回数が増えると、随時訪問もまとまった請求が出来る定期巡回に変更できるのも、SOMPOケア府中の強みです。介護でお困りの際は是非ご連絡ください。
坂本
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