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認知症の方のケアに活かす 日本版BPSDケアプログラム

2024年2月26日

先日、SOMPOケア成城に日本版BPSDケアプログラム※の利用認定証が届きました。これは、私共の事業所が日本版BPSDケアプログラムの利用することを、東京都から認められたということです。

では、この日本版BPSDケアプログラムとはどういうものなのでしょうか?

BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)とは、認知症の方の脳の障害が原因で現れる中核症状の周辺症状で、行動・心理症状のこと。以前は問題行動と呼ばれることもありました。

しかし、このプログラムでは、BPSDを認知症の方からメッセージとしてとらえます。同じ疾患の人でも表出する症状はさまざまであり、日本版BPSDケアプログラムでは、それぞれの方を観察しプログラムに入力します。そして、行動の背景にあるニーズ(背景要因)を分析し、ケア計画を立て、その計画にしたがってチームでケアを行ないます。「ケアスタッフの視点を統一し、一定期間、ケアを行った上で検証する」ということを繰り返していくことで、認知症の方のQOL(Quality Of Life=生活の質)の向上を目指していきます。
日本版BPSDケアプログラムはすでに検証事業が行われており、行動・心理症状の減少が認められているプログラムです。

SOMPOケア成城では、認知症の方のケアも積極的に行っております。お困りごとなどありましたら、ご相談ください。

※日本版BPSDケアプログラムを利用するためには、このプログラムを活用するための研修を修了したスタッフが在籍している必要があります。

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