夏の思い出
2020年9月23日
今年は本当暑い夏でした。
休憩室の給水機、毎日1台で何人分も冷たい水を供給してくれて
とてもありがたかったです!お疲れさまでした。
そんな酷暑の8月6日、利用者様宅のテレビはどこも広島関連。
ある利用者様にふと「広島に行った事はありますか?」とお尋ねすると
こんな事を話して下さいました。
その方の叔父様ご一家が広島の原爆でほぼ全員亡くなられたと。
一番下のお子さんだけが疎開していて、助かったのだそうです。
叔父様は造船関係のお仕事に就かれていて、長崎から広島に異動に
なり、叔母様と仲良しだったので異動の際に会いに来られたそうです。
利用者様は戦後気付かれたそうですが、広島の造船所は軍事関係だったので
叔父様は恐らく標的になることが分かっていて、会いに来たのだろうと。
こう言う事が身近な方に起こっていたと初めて知り、とても衝撃的でした。
これがこの夏一番印象に残った出来事です。
(松下)