こんにちは!在宅老人ホーム新宿の宮川ですm(__)m

先日、百人町付近を自転車で走っていると、冒頭の写真の幟(のぼり)が掲げられていました。

「江戸幕府　鉄砲組百人隊」と書いてありますね。

鉄砲組百人隊とは、江戸時代に幕府が置いた軍隊のことで、この「百人隊」が現在の新宿区百人町の名前の由来になっています。

ちなみに、新宿区の花は「つつじ」ですが、その理由もその「百人隊」にあります。
百人隊は江戸城警護の為に置かれた軍隊ですが、ご存知の通り、江戸時代は天下泰平の時代、軍隊にとっては仕事がありません。お給料も低かったようです。
なので、百人隊の皆さんは副業をして生計を立てていました。その百人隊のアルバイトがつつじを育てることだったんです(´・∀・`)ﾍｰ
なんでも鉄砲の火薬に使う木炭、硫黄、石灰がつつじの生育にも役に立つのだとか。

また、上の写真の通り、百人町一帯は、歩いていても分かりますが南北に長い地割りになっています。
写真は赤い線が道路で、左右に走っているのが大久保通りですね。
これも百人隊の屋敷の名残で、大久保通りを真ん中にして、防衛の為に間口を狭い南北に長い屋敷を作ったそうです。(´・∀・`)ﾍｰ
なので、自転車で走ってると、一本道を間違えただけで結構先まで行かないと曲がれませんΣ(￣ロ￣lll)

今では百人町辺りは、すっかり「コリアン・タウン」として観光名所になっていますが、そんな歴史があるんですね。

以上、鉄砲隊の幟を見て百人町の歴史に思いを馳せてみました。
ありがとうございました!

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