在宅サービスSOMPOケア いきいき小日向通所介護(デイサービス)

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事業所の日常

接遇について考えること

2022年6月10日

こんにちわ。
管理者の石黒です。

すっきりしない天気が続きますが、送迎の際は何とか雨に打たないことも多く。
小日向デイサービスの送迎は、介護職員の他に、送迎担当のドライバーが2名。
内1名は自称晴れ男ということで、雨に強い事業所となっております。

デイサービスでは毎月最終水曜日の営業時間後に研修を行ってます。
SOMPOケア全体で共有する動画研修20分+ご利用者様のケア会議40分となりますが、
今年度は接遇研修の強化に取り組む予定です。
医療現場や介護現場における接遇資料のなか、二つのキーワードに関心を持ちました。
①パターナリズム
②エイジズム
エイジズム(老人蔑視)に関しては、マイナスイメージだけでなく、プラスイメージ
(シルバーパスなどの優遇制度)も併せ持つこと。対人援助における差別感情は
無くすことより、その感情を常に意識することが重要だと考えてます。
パターナリズムについては、恥ずかしながら聞きなれない言葉でした。
ウィキペディアによると、「強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、
本人の意志は問わずに介入・干渉・支援すること」。
医療現場においては、「インフォームドコンセントの対義」として理解されているようです。
介護現場においては、「本人様不在の自己決定」の他、「やってあげる精神」として理解されているようです。
「やってあげる精神」の背景にある問題点は、眼前の高齢者を「何もできない人」とみなしていることだと考えます。
その結果、支援者に生じるのは「やってあげているのに、なんで分かってくれないの精神」。
誰も幸せになっていない構図が見て取ることができます。

(不定期となるかもしれませんが・・・)
来週の金曜日から、この事業所だよりにて、私の介護体験談を綴っていきます。
身内の介護を通して感じたことや悩んだことを紹介させていただき、現在進行形の方や、
今後に不安を感じている方にとって、少しでも役立つことができればと思います。


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