消防出前講習～ベテラン消防職員が教える救急～ by福岡市消防局さん
2024年10月9日
本日10時より当館ダイニングにて『救命救急講習会』を行いました。
①福岡市の救急概況
②応急手当(異物除去法)
③救急蘇生法(胸骨圧迫・AED・119通報要領)
という流れで…
応急手当を私達市民が行う事の大切さと
1分1秒を争う緊急時の119への通報方法、
実際の胸骨圧迫方法について。
1時間という限られた時間ではありましたが全員が集中して学ぶ事ができました。
今回は本日の講習をして下さったベテランの村岡さんと末松さんからお伺いしたお話を
皆様にも共有させて頂きます。
①福岡市の救急概況について
昨年2023年の救急出動件数は…なんと100,007件もあったそうで、
その件数を33隊の救急隊員さんが対応して下さっていたそうです。
また救急要請の増加に対応する為に今年は1隊増やされたそうですが、
通報自体も増加しているそうで、懸命に対応して下さっているとお話されていました。
※急な腹痛やケガ・高熱など救急車を呼ぶべきかどうか迷われる際には
「#7119」←へ一度おかけになると救急車の利用や最寄りの医療機関についての
アドバイスを受ける事ができるそうです。
②応急処置(異物除去)について
たとえば突然の激しい頭痛・急な息切れ・呼吸困難 等ですぐに119番通報した場合・・・
救急車の到着までに福岡市では平均で8分19秒かかるそうです。
仮に心臓と呼吸が止まってからその8分間何もせずにただ待つ場合、
救命のチャンスは7,8%…
しかしその8分でもし居合わせた人が救命処置をした場合には
救命のチャンスが25%程に上がるそうです。
今回は万が一食事中に食べ物を詰まらせてしまわれた方への対応を想定して、
異物除去方法について教えて頂きました。
③救急蘇生法(胸骨圧迫・AED・119通報要領)
日本では、年間8万2千人もの方が心臓突然死で突然旅立たれてしまうとの事。
もし、突然心停止が起こった場合には、ただちに心肺蘇生を行う事で
傷病者の救命が期待できるそうです。
胸骨圧迫の手技を教わり、全員が人形を相手に
本来必要な1分間に100回～120回の圧迫を行いました。
最後は、実際に傷病者を発見した際の
119番通報の流れについてを教わり本日の講習会を終えました。
個人的な感想としましては、
今回の講習もとても為になり充実した時間を過ごす事ができました!
福岡市消防局さんでは、各種救命講習を実施されているそうで…
より安心安全をご入居者様へ届ける為にも
是非他の講習会にも参加してみたいなと思いました。
( ᵕᴗᵕ )✩
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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