絵画展へ行ってまいりました
2019年7月6日
日差しが肌をぴりぴりと差しこむ季節となりました。
さて、甲南山手にお住いのお客様から絵画展の
ご招待状をいただきましたので 拝見してまいりました。
昨年、重たい画材道具をリュックにいれて
92歳のお体に鞭を打ち 足腰の痛みも感じながらも 通い続けられた絵画教室。
そこで2点の素敵な作品を描かれました。
「命を削る思いで描きました。」
とお話になられたとおり 私のような絵心のない者にも胸をうつ作品でした。
「アイナメの驚き」 中根 喜代子 作
鮮やかなピンクの体に きらきらと光りを帯びて 自然の宝石を身にまとった
アイナメが描かれていました。作者の心深くにある 少女のような純真無垢な心
そして 歳を重ねた中の可憐さ が伝わってくる作品だと思いました。
「森の朝」 中根 喜代子 作
藍色の空に 柔らかい暖色の日差しが緩やかに広がりはじめ
森の中の木々たちと さわさわと揺れる水面が 凛とした空気のなかから
浮かび上がってくる風景。きっと冬の景色なのだと思いますが やはりこちらにも
作者の凛々しさの中にある暖かさを感じられました。
いつまでもお元気で これからも 沢山の絵画を書いていただき
私たちへ 変わらない感動と そして 人生のご指導いただけたらと思います。
