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介護の花道#44

2024年10月1日

ホームだよりをご覧の皆様、こんにちは。
介護の花道担当の糟谷です。

最近になりやっと、秋のひんやりとした風が吹き始めましたね。
夕方以降はひんやりとしてきて、散歩でもしたくなる気温です。
季節の移り変わり目は体調も崩しやすくなるので、皆様も体調にはお気を付けくださいませ。

さて、今回の介護の花道は「移乗や移動の介助を行う時、過剰介護になっていませんか?」についてです。

「全介助か、介助しないか」という極端な態度は、高齢者の能力を損なうか、高齢者の生活を制限するかで、いずれにしても良い結果には至りません。常に高齢者の能力の不足した部分を援助する事に徹しましょう。そのためには、どの程度高齢者の能力が落ちているか、それを補うにはどのような介助を行なえばよいかを常に考えることが大切です。通常、移乗に全面介助を要する高齢者は、①対麻痺(両下肢が麻痺している)や四肢麻痺の人、②意識障害がある人、③失行や失認のような高次脳機能障害が強い人、④両下肢の拘縮が強く、足に体重をかけることができない人などです。

移動・移乗介助の基本は、重力の法則に従い移動や移乗する側に体重をかけることです。
部分的な介助とは、通常の動作に合わせてその一部を手助けすることです。全面介助の場合も、高齢者に密着しすぎないことです。高齢者に支える力がなくても介助して足を接地させた端座位をとり、前傾姿勢の状態から移乗動作を行います。前から覆い被さり、おへそを密着させるような介助は立ち上がりを困難にし、余分な力を必要とします。


過剰な介護は双方にとっても負担となってしまうので、無理が無いようにご本人様の能力に合わせて必要な部分に介助として入らせて頂いてます。
またご自身で行える能力はあっても、その時のご本人様の気持ちの面で前向きになれず能力を発揮できない時もあります。
日々のお仕事を通して何でお困りなのか、どういう接し方が安心して下さるかなどお声掛けを工夫することで能力を引き出すことが可能な場合もあると感じています。
コミュニケーションはとっても大切ですね。

今回は以上となります!
また次回の介護の花道でお会いしましょう~

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